読者の皆様、あけましておめでとうございます。
2016年を無事迎えることができました。今年もよろしくお願いいたします。
さて、2016年の新築マンション業界を考えますと、縮小均衡の年ではないかと予想します。2016年に販売開始される物件の多くはアベノミクスが始まって以降に購入した土地で、原価がかなり高くなっています。
デベロッパーはボランティアで事業をしているわけではないので、原価が上がればその分販売価格に載せなければ潰れてしまいます。販売価格は2015年と同水準~若干の上昇と予想しますが、既に中央区一部地域のマンションは販売が鈍化しておりますので、上値をさらに追うという展開は極一部のブランド土地以外は無いのではと考えています。
その一方で、金利の動向にも注目です。
2016年1月の金利動向は各社昨年よりも若干下げの傾向ですが、これがどこまで続くのか。すべては日銀の政策と円安政策を継続するかどうかにかかっています。
いずれにせよ、日銀の国債買い入れが終わるときが、超低金利終了の合図だと私は考えます。
変動⇒固定に借り換えをお考えの方は今年前半が最大の借り換え時だと予想します。
そして、金利が上がった時に、実需層はこの相場についていけなくなるでしょう。
暗い話はここまでにして、今年も様々な注目物件が発表されます。
当ブログは「湾岸地域」を住処としており他地域のマンションはあまり取り上げてきませんでしたが、私も一応「マンションブロガー」ですので今年は湾岸に限らず都内いくつかの注目物件については見学しようと考えております。
また、自分の時間をどれだけ使えるか現時点では不明なのですが、本ブログを軸としつつ、ブログ外での活動も少しづつ増やしていこうかと考えております。本年中にいろいろ形にして発表できればいいですね!その時は変わらぬ応援、伏してお願いいたします。
さて、2015年のアクセスランキングです。
1:話題の【「35年ローン」とか意味不明すぎて笑えるwww】のツッコミどころが多すぎで笑える
やはり、イケダハヤト師のエントリが来てしまいました。本来これはTwitter向けの話題でして、あまり本ブログとは反りが合わないテーマ&ネタとなっております。でもブログの炎上パワーというのは本当にすごいですね。堂々の124,207PVでした。
画像出典:魁!!クロマティ高校 第18話「ブレード・ランナーズ・ハイ」より
タワーマンションの修繕と建築費高騰については、否定的なメディア記事がたくさんあるのですが、そもそもタワーマンションの入居層の所得は高いですし、これから第一世代のトップランナーが次々に事例を築いてくれることからさほど私は心配しておりません。
3:お台場・ダイバーシティー東京内【スポッチャ】に行ってきた
適当に書いた記事がこんな順位まで来ちゃって複雑な気分です。グーグルさんの検索で引っかかるのでしょうね。
シティータワーズ豊洲の坪300万円がレコードと言われていた時期が懐かしく感じます。
住友不動産さんは外面では強気でも、シティータワーズ豊洲の販売長期化は相当こたえたようで、二度と超大規模タワーは作らないと言ってたと噂では聞きましたが、まったくそんなことないですね。ドゥトゥールは最高の販売タイミングでした。
本当に涙目の結果です。
6:パークシティLaLa横浜の施工不良問題の影響について真剣に考える
このネタは今年も続報がどんどん出てきそうです。たぶん区分所有者の将来を考えれば一番ベターであろうシナリオ、「全棟建替え」まで決定できるのでしょうか。
7:パークホームズ豊洲 ザ レジデンス モデルルーム訪問 その2
2015年の新築湾岸物件の主人公、「パークホームズ豊洲 ザ レジデンス」の価格表エントリでした。価格表は情報が寄せられ次第、随時更新しています。
これ、どうなるんでしょうね?2015年度中には運輸政策審議会の次期答申が出ます。東京都が選ぶ予選にはギリで滑り込みました。
このエントリは相当力を入れて書いたので、ランクインはうれしいです。中古マンションを購入する人は本エントリその他たくさんの記事が詰まった「本当に役立つマンション購入術」を購入して3回読みましょう(宣伝)
高島平の事例がなんで湾岸に飛び火するんだ!みたいなエントリ。賃貸と新規供給の時期の幅、そして都心からの絶対距離は重要ですよね。
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