のらえもん、ちょうど某サイトへの寄稿を書いている途中なのですが、ふと湾岸の魅力を再度考えてみたのでメモがてらアップします。
湾岸の魅力ってなんでしょう?改めて考えてみました。
- 山手線内側に比べるとリーズナブルな価格で都心に近い場所に住むことができる
- 新しい街のため、現在インフラ整備が進んでいる最中である
- 新築・大規模マンションが多いため、比較的高い年収層が固まって住んでいる
- 同世代が大量に入居したため、話題や趣味が合う同世代の仲間を見つけやすい
- 海が近くにあるため、開放感のある眺望を楽しめる
また夜になると都心から少し離れているため視界が広がった夜景が綺麗である - 都心では車を持つことが難しいが、湾岸だと車を持ちやすい
また道が広くて運転しやすく高速入口も近くに数カ所あり便利 - 都心最大級のイベントスポットである台場に近く、また豊洲・有明でも多数のイベント有
- フラットな道が多く、移動が楽
こんなところでしょうか。
ただ、1については怪しくなってきたと感じています。
山手線内側に比べれば相変わらず安いのですが、坪単価が上がってしまい、総額で考えればかなり高い金額となってきています。「リーズナブルに都心に近いところに住める」といえたのは2007年前半くらいまでの相場、もしくは震災後~安倍政権が始まるまでの湾岸どん底期でしょう。東京オリンピックの決定はこの地域に対する期待値を引き上げ、もはやリーズナブルという値段ではなくなりつつあります。
【小ネタ】駐車場付帯率に見る豊洲の郊外⇒市街地化でも述べましたが、駐車場付帯率が下がってきています。駐車場付帯率が30%のマンションに「車が便利」と紹介してもあまり意味が無く、これからの物件にとっては6もあまり意味がなくなってきていしまいました。
4の同世代が多いというのも、そのままマンションの世代交代が進まなければ将来問題となりますが、こちらについてはもう少しだけ経過を見ないとわからないところもあります。多摩ニュータウンは永住型でその後の入退去は多くありませんでしたが、湾岸タワーマンションは中古売買がかなりのペースでされているからです。
私が期待しているのは3で、のらえもんブログの読者アンケート結果を見る限り日本で有数の知が集まっているゾーンだと考えます。住民同士の交流が、知の集積と融合を産みいつか日本の起爆剤になりえる、そんな期待をしているのは私だけでしょうかね(そのためにはここを地元と考え、根を生やす人を増やさないといけないのですが)。
湾岸BRT関連の発表がありましたよ
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/10/20oav200.htm
私は「2の新しい街のため、現在インフラ整備が進んでいる最中である」
っていうのが一番の魅力だと思いますね。
東京(というか日本で)で町が新しくできていくところを本格的に経験した人って、戦後の復興期を生きていた人たちぐらいしかいないのではないでしょうか。
それを経験できるのは、得がたい経験だと思ってます。