江東区豊洲という土地が、都心に近い住宅地として注目されだしたのはごく最近のことで、これは徒歩で行ける範囲内にららぽーと豊洲をはじめとする商業施設がオープンし、住宅地としての利便性が上がったからです。
利便性が上がり、注目されるとマンション適地は値上がりします。同時にファミリー向けの分譲だけでなく単身・DINKS向けの設定住戸(40~60㎡)も作られてきますし、駐車場の付帯率も下がっていきます。
「車が無いと生活できない場所」から「車など無くても便利な場所」への意識転換です。
この意識の変化を示すデータは、分譲マンションの駐車場付帯率の変化を見ることで理解できます。
豊洲の大規模物件・駐車場付帯率の変化 2005年~
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500戸を超すような超大規模物件となると、広域から集客しなければなりません。モデルルームの来客⇒成約の歩留まり率は10%程度に収斂しますので、5000世帯・10000世帯という数をモデルルームに集めることになります。
そのことを考えると、ららぽーと豊洲の影形もなかった、2005年竣工の「プライヴブルー東京」「東京フロントコート」については、マンション名に「豊洲」という地名が付いていません。「東京」と漠然とつけてしまうと、いったいどこの物件なのかよくわかりませんが、そもそも消費者に豊洲という地名のイメージが根付いてなかったのでしょう。(横浜市において具体的な駅名・地名の冠より「横浜」、、、というよりも「横濱」と付くマンション名が多いのと同じです。)
ただしこの2物件は利便性の割に安かったので、セールス的には成功をおさめます。
豊洲再開発の波に乗った2007年から、物件名に豊洲という冠が付くようになりました。同時にパークシティ豊洲以降、豊洲駅までの徒歩分数は遠くなったにもかかわらず、駐車場付帯率は目に見えて下がっていきます。
パークタワー豊洲はなんと法定下限ぎりぎりの31%。徒歩10分を超える立地にもかかわらずSKYZは59%、BAYZにいたっては42%となってしまいました。BAYZの間取りは8割がファミリー向けにも関わらずです(SKYZで余ったのかもしれません)。
郊外で車を持つ生活から、車を持たずに都心に移り住む(その分のお金は住宅につぎ込む)という意識の変化もあるのでしょう。
そうですね。ウォーキングが健康のために奨励される昨今、駅をひとつ手前で降りて歩いて帰宅する人も少なくないです。空気の汚れにも敏感な時代。
ショッピングはネット通販、重いものは配達してもらう。スーパーの巡回バスもあります。
駐車もままならないし、車はお荷物ですね。
私は、車絶対欲しいですけどねー。湾岸は、車があるとより生活を楽しめますよ。道は広いし、渋滞も少ないし。自由気ままだし、終電もないし。羽田は言うに及ばず、中華街など横浜方面がすっごく近くなります。年収2500万もありませんが(笑)マセラティに乗っています。マークXやアテンザじゃなくてオシャレなやつに乗ってください。お酒飲めないのが難点ですが。。。。
>>のらねこさん
一部コメントを編集させていただきました(笑)
マークXやアテンザをTwitterで書いたのはマンションマニアさんという方が新車で350万円と書いたのでそう書いただけです。私はネットの妖精なので、自分の車についてはのーこめんとです