6月24日に行われたJR東日本の株主総会で意外な発言があったとの報道がされています。
JR東「羽田空港とりんかい線の接続も検討」
株主総会で飛び出た、意外な路線構想
2014年6月25日 東洋経済オンライン――羽田空港への鉄道のアクセス路線の計画について、具体的に教えてほしい。
グループ経営計画で上野―東京ラインなど、首都圏の鉄道ネットワークのブラッシュアップに取り組んでいる。その上野―東京ラインによって高崎、宇都宮、水戸方面から東海道線に列車が入ってくるが、同線から分岐をして、現在休止中の貨物線を活用し、さらに羽田空港の下にトンネルを掘って空港にアクセスするのが構想だ。
完成すれば、東京や北関東、常磐線方面からのアクセスが飛躍的によくなると見ている。さらに大崎から新木場を結ぶりんかい線と結べば、新宿方面、千葉方面からのアクセスもよくなる。現在、工期や工費、増収効果を詳細に検討している。空港の下にトンネルを掘るという大規模な工事なので、関係各方面と調整を行っている。
昨年11月のNHK報道では、「羽田-田町間の新路線を検討」とされており、このブログでも紹介しました。
これが変更されるかのような見出しでちょっと驚きましたが「上野東京ライン(常磐線・東北線が東京駅に到達し、そのまま東海道線を走ることができる)」に羽田へのアクセスを付加するのが本線で、そこからの分岐、つまり「羽田空港~天空橋~東京貨物ターミナル~東京テレポート」へ行く路線も併せて検討していますよ、という解釈が正しいのでしょうね。
ルートとしては
神奈川県の「東海道貨物支線貨客併用化整備検討協議会」の東海道貨物支線貨客併用化案の天空橋から北半分の分岐部分を含めた実現ってところなんでしょうか。
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上図のように、品川もしくは田町へ新路線をつなぎ、そのまま上野東京ラインに接続すれば東京や常磐線・東北線方面のアクセスが快適になります。
昨年NHK報道ではまったく触れられてなかった新木場方面への接続ですが、半ばヤケクソで「こんな構想もあるよ、お願い!」的に入れました。もし羽田-新木場がつながれば、京葉線沿線の需要も取り込めます。オリンピックをめどにといわずぜひ進めてほしいですね!なんかわくわくしてきました。
このだんだん便利になっていくんじゃないか、という期待感が湾岸に住む楽しみの一つですね
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