2020東京オリンピックで使われた後、分譲マンションとして大会後使われる「HARUMI FLAG」。プロジェクトがあまりにも巨大なゆえに、「SEA VILLAGE」「PARK VILLAGE」「SUN VILLAGE」「タワー棟」はそれぞれ時期をずらして販売されます。今回、「SUN VILLAGE」の販売が開始されたということで、モデルルームを再訪問してきました。訪問時は雲ひとつ無い青空!まさしく”SUN”でありました。
SEA・PARK・SUNの位置関係はこちらの図面を見ていただければ分かる通り、
- 日当たりと解放感、ワイドスパンのSEA
- レインボーブリッジビューと中庭のPARK
- 都心方向眺望とDINKS向け間取りの多いSUN
と3つの街区はきっちり性格分けがされています。
なお、主幹事と施工は、
- SEA:野村と長谷工
- PARK:三井と三井住友建設
- SUN:三菱と前田建設工業
と分担されています。PARKとSUNは、基本仕様が同じとのこと。なお、タワー棟については住友が主幹事です。
前回の分譲では、PARKで割安だった一部住戸に人気が集中しましたが、今回はその反省を踏まえて、しっかりと価格にメリハリを付けてきました。また、一度に3街区は売り出さないので、2020年最初はSUNとSEAの売出しとなります。
SUNはアーバンビュー、つまり都心方向の眺望が望める住戸も多く、またBRTステーションや商業施設が最も近い街区となります。また勝どき駅への徒歩経路についても比較的マシな棟が多く、HARUMI FLAGの中では利便性重視という性格になります。
SEAとPARKについては以前の記事で触れたので、今回はSUNを集中して取り上げます。今回販売対象になるのは、A・B・C・D・F棟。
- A棟:レインボーブリッジビューの特等席。そのぶん、お値段が一番高い。
- B棟とC棟:北西向きアーバンビューと南東向き中庭方向の2種類。個数も多く若干管理費が割安
- D棟:内廊下で最もモビリティステーションに近い。戸数が少ないためその分管理費が割高
- F棟:一部レインボーブリッジビュー、南東向きはPARKの廊下側とお見合い。ベランダに出ればレインボーブリッジが見られる
なお、南東向きとはいえ、B棟の日照はA棟の影響を強く受けます。中庭の緑を感じたければ低層階なのですが、日影図を見せてもらうと冬至でかなり日照が塞がれてしまう部屋も(南東向きなのに!)。日照を重視かつB棟を選ぶなら、上層階を選んだほうが無難です。一方、上層階になると、下の緑は見えず、B棟より背の高いF棟の18階建てビューとなります。60mくらい離れてはいます。
一方で、F棟は日照にほぼ問題ありません。またE棟・F棟・T棟の1階にはコンビニを含む商業施設があります。このあたり、坪単価や総額、多彩な間取りを眺めつつ自分にピッタリのプランを探す作業となりそうです。
もともと、晴海選手村として設計され、使用した名残(まだ始まってもいませんが)がいろいろ残る晴海フラッグ。
各街区1階が住民すべてが使える共用施設として開放されるのは、五輪時に各国の拠点が1階に配置され、そのため住戸の設定ができないためです。それを逆手に取り、様々な共用施設が配置されることになりました。
しかし、SUN発売開始ということで、改めてコンセプトムービーを見せていただきましたが、毎回テンションが爆上がりしますね!!!専有部の仕様も板状マンションとしては非常に高い。レファンレンスルームを見れば、表示の平米数よりも相当広く見えるはずです。これは、玄関・部屋扉が幅が広く、天井まである大きなもので統一されているため、梁が少ないフラット天井との相乗効果で空間として広く感じるためだと思います。収納の扉もすべて天井まで伸びています。
価格表については次回のエントリで公開します!
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