ザ・タワー 横浜北仲 モデルルーム訪問1の続きです。
今回は共用施設と価格についてお伝えします。
共用施設
ザ・タワー 横浜北仲は共用施設に特に力を入れたマンションではありませんが、1170戸という戸数もあり、多くの共用施設を持っています。
エントランスをくぐった先には広いエントランスラウンジが用意されています。
このほかの共用施設は基本的に5階に集約されていて、こちらの階には
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- パーティーリビング
- パーティーダイニング
- スタディールーム
- フィットネスルーム
- マルチアトリエA・B(集会室)
- ゲストルーム「翠(みどり)」「和(なごみ)」
(5階の「マルチアトリエ」はCGをよくみると分割利用ができるように作られた集会室です。上記のような教室などにも活用できる作りとなっています。)
が用意されています。
他にも、25階に
- ビューラウンジ
- ゲストスイート「Ocean」
が、更に屋上にはスカイテラスとハーバーテラスという二つの展望デッキが設けられます。また、46階のオークウッドには展望ロビーがあり、そちらも普段使いすることが可能です。
このほかに、カーシェアリングとシェアサイクルも用意されています。また足元の1・2階の公開されている場所にスーパーや歴史広場、文化施設等が入居する予定です。こちらにはライフスタイル提案型のカフェやレストランも入るとか。
1000戸超えのタワーマンションがこうした駅前の街、ど真ん中にできることは極めて珍しいですね。共用施設の数は規模から言えば標準程度ですが、上層階入居のホテルなどと合わせればとても恵まれたマンションと言えるでしょう。
価格
眺望がある場所と無い場所でだいぶ変わってきます。この立地で眺望まで望むと・・・中住戸でもやはり坪400近くになりますね(北東中住戸高層など)。逆に日照条件の良し悪しではあまり価格差を付けられていない印象を受けます。
ザ・タワー 横浜北仲 高層階(41階~) 第1期価格表
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ザ・タワー 横浜北仲 中層階(21階~40階) 第1期価格表
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ザ・タワー 横浜北仲 低層階(5階~20階) 第1期価格表
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みなとみらいや横浜駅徒歩圏内のマンションは坪400万円という中、このタワーは40階までの中層階(!)なら各階平均坪単価348.9万円でした。天井高や眺望、仕様が一段違うエグゼクティブフロアは別の価格付けルールですが、52~56Fは坪450~という価格でもほとんど今期で出てしまうことから、富裕層にも相当人気のあるマンションということになります。
ホテルとの同居ですが、むしろこの物件についてはポジティヴに見るべきで、マンションとホテル入口はきっちりと分かれていますし、ゲストに対してはホテルの施設を自分の庭の如く使える利便性からしても、プラスと見るべきでしょう。足元は歴史地区の再現と言うことで大変オシャレにしあがりそうです。
この立地・クラス感・利便性、横浜の馬車道駅とはいえ、郊外の駅前タワマンよりも若干安く、なんと坪300万円から売っています。八王子・立川・三鷹・国分寺・中野・武蔵小山の駅前・直結タワーの価格を考えれば、数年に一度、おそらく富久クロスの再来かと思われる本物件、ただ実需(つまり買って住む物件)としてみると、弱点もあります。それはまた次回。
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