東京ベイ トリプルタワー隣接の商業施設。国家戦略特区認定を受けている事業であり、東京都オリンピック後の”有明レガシーエリア“を構成する一部でもあります。そして既存有明住民にとっては待ちに待った施設となります。先月、住友不動産が近隣住民のために開いた住民説明会資料をいただいたのでシェアいたします。
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近隣説明会資料はこの資料の3-1B街区にあたる、橙枠・竹中工務店工区(ホテル・サービスアパートメントとイベントホール)と水色枠・前田建設工区(商業施設と駐車場棟)となります。3-1C街区については着工が平成34年10月予定と、ずっと先の話になります。
1階の平面図です。イベントホールの下、1階は駐車場、また商業施設の1Fは交通広場が建物内にあることがわかります。東京ベイトリプルタワーのモデルルームにて、商業施設1FのB棟真向かいの広い場所がスーパーではないかと説明を受けました。
2階・3階平面図を見ると、商業棟は他の大型施設のような吹き抜け構造を持たないことがわかります。これはいいことなのかわるいことなのか・・・このあたりの大型SCといえば、ららぽーと豊洲・ダイバーシティ東京・ヴィーナスフォート、このあたりはすべて吹き抜けを持っています。また、ホールの大きさ、後で述べますけれども相当なもんだということもわかりますね。
ペデストリアンデッキはホールをぐるりと囲み、北側部分に階段が設定されていることがわかります。オリゾンマーレの人にとっては朗報です。
商業施設5階はさまざまな飲食店が入るとモデルルームで言われましたが、フードコートは「大人向けコンセプト」のため設定無し、シネコンも入居しません。
商業施設は5階まで、イベントホールは6階までです。ともに屋上緑化がされる予定です。商業棟の6階部分、謎の四角い構造はなんでしょうね?
立面図を見ると(薄くてすいません)、ホテルのアネックス部分(北立面図)・商業棟ともにかなり凝った外壁デザインとなりそうですね。
もう少し細かい情報がわかる、事前情報からの変更箇所説明はこちら
変更点1:ホテルとサービスアパートメントが合計800室に。ホテル、イベントホール、商業施設がそれぞれ分節、イベントホール北側に建つ小さな商業棟はホテルのアネックスとしてMICE需要を取り込むような会議室などが主体となるとのこと。
変更点2:イベントホールは事前想定より大きく、またカフェなどが置かれる予定だった屋上広場を廃止。
上図を見る限り、イベントホールの客席は少なくとも4層と相当大きなものになることがわかります。アテ推量ですが、渋谷Bunkamuraのオーチャードホールくらいかそれ以上でしょうか。
変更点3:商業棟を6階⇒5階に変更。2階をせり出して1階を引っ込める
変更点4:交通広場を北側から建物内へ変更、オリゾンマーレ前交差点から1階部分に南北通路を取り込み。北側1階部分にピロティ空間を作りその筋に商業店舗を並べて賑わいを演出
変更点5は駐車場棟が7階になることです。
図面を見る限り、基本的に近隣住民にとっても東京ベイトリプルタワー購入者にとっても良い方向への変更だったと思います。イベントホールの形が少し歪な四角形になっていて、このあたりも造形が今から楽しみですね!
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