2016年4月の住宅ローン金利が出ました。各銀行は3月の出血大サービス期間は終了したのか、若干の金利上げとなっています。
大手行、住宅ローン金利上げ 4月適用分
2016/3/29 23:48 日本経済新聞大手銀行は4月適用分の住宅ローン金利を引き上げる。10年固定型の最優遇金利は三菱東京UFJ銀行が0.1%引き上げて年0.9%とする。キャンペーンの終了に伴うもので、引き上げは2015年10月以来となる。みずほ銀行と三井住友信託銀行は0.05%上げてそれぞれ年0.85%、年0.55%とする。
金利上げは、固定金利型に留まっていて、変動金利はほぼ各行変わらず、というところです。10年国債金利が地面を掘っている状況での金利上げですが、各行とも収益性の心配と期末駆け込みキャンペーン終了ということでしょう。
一方、全期間固定金利のフラット35はむしろ爆下げとなり、史上最低金利になりました。なんと年1.19%!!少し前の10年固定とほぼ同じくらいの水準まで下がってしまいました。
変動と10年、そして全期間固定金利のスプレッドはかつてないほど狭まっています。
ネット上の各行最安値変動金利0.497%*と、フラット35の1.19%(任意の団体信用加入で+約0.3%上乗せ)の差は団体信用分を含めても1%未満です。さらにここから新規であれば、諸条件を満たす物件なら当初期間は0.3%下がります。
ちなみに、のらえもんがここ最近ストロングお勧めしていたりそな銀行Web限定プラン部分の固定10年借り換えですが、0.05%上がって0.55%となりました。
*じぶん銀行の変動金利・「がん50%団信」が無料で付帯します。8大疾病保障付きなら住信SBIネット銀行の0.568%が最安値。一方、多くのサイトで「オススメ!」とされている新生銀行の変動金利0.45%ですが、半年後金利の見直しがあるので私は勧めません。
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