長期金利が若干上昇したことを受けて、2016年9月は先月に比べて若干の上昇となりました。といっても凹むことは無くありえない水準ですが。
7月と8月がとにかく安かったのがわかりますね。私自身は来月の金利動向に注目しています。
フラット35は、先月より0.12%上がり、1.020%となりました。先月と比べても誤差の範囲ではあります。先月は申し込みたいと思っても、応募が殺到してなかなか返答が遅かった銀行もあるようです。つまり今月安い!と思っても仮審査回答が遅くて間に合わないということもあるわけで、何事も早め早めの行動が肝心ですね。
画像出典:住信SBIネット銀行フラット35ページより
一方、借換固定10年業界の覇者、りそな銀行は先月より0.1%上げて0.45%でした。
画像出典:りそな銀行Web申し込み限定プランページより
もうひとつ、固定10年なら三井住友信託銀行も同じ0.45%ですが、固定終了後の金利引き下げ幅を考えれば、りそなに圧倒的軍配が上がります。
住宅ローン金利を決める重要な指標、日本国債10年の推移を見ますと
こんな感じで、7・8月が底だったことがわかりますね。黒田日銀総裁が更にマイナス金利を進めるという劇薬を使わない限り、この水準までは来ないと思います。
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マイナス金利は拡大するんですかね?