日銀のマイナス金利政策の威力はすさまじく、国債10年ものまでマイナスになっている今、フラット35の金利も過去最低水準まで着ました。なんと1.25%です。詳しく述べると
融資率9割以下の場合:
期間15年以上20年以内 年 1.020%
期間21年以上35年以内 年 1.250%
融資率9割超の場合:
期間15年以上20年以内 年 1.460%
期間21年以上35年以内 年 1.690%
フラット35・融資率9割以下期間21年以上35年以内の金利推移グラフ
めっちゃ安いですね・・・フラット35Sが使える新規の借り入れなら5年間は更に0.3%割引で、1月までに本審査を受けていた人なら0.6%マイナスという超破格条件のローンとなります。
実際、ここにきて湾岸の中古マンションの成約がいっせいに増えてきています。最近、成約期間の長期化に伴い、当初強気だった売主が値下げをする場面が増えています。
金利の引き下げは月々の支払いを減らす効果があることから、ようやく売主と買主の目線がつりあってくる物件が増えてきたということですね。喜ばしいことだと思います。
実際、私の相談メールにも中古マンションを購入したいとの相談が一時期に比べて増えてきました。マインドが転換しつつある証拠とも言えそうです。そういえば、黒田日銀総裁も昨年10月に新しく世田谷区に家を買いましたしね。彼は住宅ローンを使わず現金一括購入でしたけど。
のらえもんブログでも特に評判の良いエントリ:
どこにも載ってない中古マンションのお得な買い方:その1
どこにも載ってない中古マンションのお得な買い方:その2
では「演繹的に考えると、中古マンションの本当にお得な買い方の第一歩は、住宅ローンの事前審査をあらかじめ受けておく」ことだと結論付けています。
りそなのWeb限定借換プランもついに10年固定で年0.5%ですね。
わずか2週間ほどで0.25%も下がり、年0.569%のままである変動金利と逆転してしまいました。
当初期間終了後の引き下げ幅が全期間型より小さくなる商品ならともかく、当初期間終了後も全期間型と同じ幅の優遇が受けられる商品としては異例と考えます。
当方は金利引き下げの可能性を考えて年0.75%だった2月上旬に審査を申し込み、このたび通過しました。
諸費用を考えても変動で借りているいまよりも負担額を増やさず10年固定にできそうなので、
3月実行で乗り換えようかと考えています。