日経新聞電子版に記載がありました。
2020年・東京オリンピック選手村は、閉会後5000戸・12000人程度の中層建物になりそのまま民間住宅に転用される計画になったようです。
五輪選手村、閉会後は人口1万2000人の中層住宅に
都が計画提示へ
日本経済新聞 2014/1/28 13:30東京都は2020年東京五輪の選手村となる中央区晴海5丁目について、選手宿泊用に造る約5000戸分の中層の建物を、五輪後は民間住宅にそのまま転用する計画をまとめた。五輪後の人口は1万2000人程度となる見通し。敷地に高層住宅を建てる案もあったが、小学校などの整備に多くの資金がいる中央区から要望があり、都は人口が多くなりすぎないよう配慮した。
(中略)
一方中央区は人口規模を抑えるよう主張した。「小学校を造るのは2校が限界」として将来人口を1万2000人程度にするように都に要請。都はこれを受け入れ、地区開発の大枠を定める「豊洲・晴海開発整備計画」の改定案に人口規模を盛り込むことを決めた。
以前、「中央区は真面目に学校建設をどうするんだろう?」のエントリでも書いたように、高層住宅を一気に建てると基礎的な行政インフラが追い付きません。特に面積を消費する学校は痛い問題です。江東区は非常に苦労しています。
ということで、先日書いた「晴海の選手村跡地は高層マンション群かもしれない」は、結果的になくなりました。訂正いたします。晴海の高層マンションの方々には眺望確保という点では朗報となります。
クロノレジデンスは30Fクロノラウンジから見えるレインボーブリッジが隠れてしまうところでしたからね。
選手村はすべて合わせて44ヘクタールの敷地となります。こちらに5000戸。
東雲キャナルコートは16.4ヘクタールで6000戸となるので、こちらの倍以上のゆとりがある空間となります。
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