前回は、ビーコンタワーレジデンスの成約事例からだいたいの相場感を紹介いたしました。
過去5年間の賃貸成約事例を調べると、15例しかありません。ちょっと全体傾向をつかむにはデータが足りません。
ビーコンタワーレジデンス(BEACON Tower Residence)
賃貸成約事例 H21.1.1-H26.3.23
新築即賃貸はデータからは確認できませんでした。最初の事例が坪0.9万円。その後だいぶ間隔があいて、0.8万円~1万円(だいたい90㎡で月24万円・84㎡で22万円弱)くらいの相場で推移してきましたが、昨年夏から、坪1万/月を超える成約も出てきています。
階数別で見ますと、低層と高層で坪0.1万円/月程度の差があります。20階以上になると坪0.9万円を超える事例が多くなってきます。20F以上となると、CODANの頭を超えてきますので、賃貸でも眺望が確保されているお部屋にそれなりの価値が付いていることになります。
ビーコンタワーレジデンス(BEACON Tower Residence)
階数別賃貸成約事例 H21.1.1-H26.3.23
ということでビーコンタワーレジデンスの賃貸相場観としては
基礎点が9000円→9500円、高層だと+500円、下層だと最大-1000円。くらいと考えればよろしいかと。
坪220万円で70平米25階を購入し坪0.9万円で貸せたとすると、何年で元が取れるかを計算すれば20.37年となります。ほぼ近隣の新築に近い数字となります。このマンションは、Wコン・アップル・キャナルファーストより10%を超えるくらいプラスな成約事例が多いので、20年を超える数字が出ても驚きません。
感想など
読んでてわかると思うのですが、このマンションに関しては少しだけ私情が入ってます。
のらえもんがとても好きなマンションだからです。
東雲タワーマンションの中でも黒を基調としたオシャレでスリムな外観、レベルの高いビーコンカフェ、会議できるビジネススペース付き、免震構造、自走式駐車場ととてもレベルの高い次元でまとまっています。
専有部の印象を少しだけ。私が見たことがあるのは2つですが、階高は高く、天井カセット型エアコン付とあって、リビングはすっきりとした印象です。仕様も最新マンションと比べても遜色なく、細かいところではここより新しい近隣マンションを凌駕しています。
残念なところは、本マンションはオール電化なのですが、エコキュートの貯湯槽が部屋の中に入ってまして、もちろん専有面積に含まれています。ということで、表示の専有面積と印象が少し違ってしまいます。あれ?こんなもん?的な。広めの収納が一つ足りないくらいでしょうか。
最後に一つだけ。
ビーコンタワーレジデンス最大の資産は、当初の新築坪単価が260万円程度だったことによる、住民層の良さではないでしょうか。住民層が良い(≒家計に余裕がある家庭が多い)ということは、いろいろとプラスの影響があります。
ビーコンタワーは新築売り出し当時に床暖房がオプションだったので、床暖房がない住戸があったりしますが、割合的には少ないのでしょうかね。以前ここの中古を検討していた時に床暖房がなくて検討から外した経験があるので…
ビーコンは私も東雲タワーマンションの中で一二を争うほどカッコ良いマンションだと思います。もう一つが湾岸タワーレックスガーデンです。ビーコンの中古とレックスガーデンを考えていましたが、レックスは売り切れてしまったようですね
のらえもんさん、こんばんは。Sin incomeさんの書き込みに、思わず、私も書き込んでしまいました。そうなんです。レックスガーデンは完売しました。ビーコンと並んでかっこいいと言われて、とてもうれしいです。Sin incomeさん、ありがとうございます。ビーコンは、よくドラマにも登場しますね。やっぱり、かっこいいからでしょうね。
>>TOYOSUさま
床暖房が標準で付いてないのは確かにマイナスですね。
オプションを付けた割合がどれくらいなのか、ごめんなさい知りません。
>>Sin income
最近ですと半沢直樹の高木専務の家の外観として登場してましたね。
>>湾岸タワーが世界一さん
ご無沙汰しております。
レックス、ついに完売しましたね。
最近ですと、家族のカタチの主人公(香取慎吾)の自宅として、採用されてましたね