本エントリは読者様から情報をいただきました。いつもありがとうございます。
江東区のWebページを見ると、「オリンピック・パラリンピックまちづくり基本構想策定業務委託のプロポーザル実施」するようです。担当部局は都市整備部まちづくり推進課のようですね。
臨海副都心部は東京都港湾局が作った「有明北地区まちづくりガイドライン」が既にありますが、江東区は更に別のまちづくりガイドラインを作るという理解で良いのでしょうか?この辺の整理も必要になってきますね。
プロポーザル実施要領より
本プロポーザルは、オリンピック・パラリンピックの協議開催にともなって必要となる江東湾岸エリアにおけるオリンピック・パラリンプックまちづくり基本構想の策定を円滑に行うため、まちづくりのあり方をどう理解し、どのように策定していくのか(以下略)
委託仕様書案より
委託内容
(1)江東区のまちづくりの現状分析
(2)オリンピック・パラリンピック開催に伴い予想される課題の整理
(3)オリンピック・パラリンピック開催時、開催後のあるべき都市像の検討
ア.臨海部の水上・陸上交通ネットワーク構築の検討
イ.交通インフラの整備(BRT等の都市基盤整備)の検討
ウ.その他
(4)オリンピックレガシーを有効に活用したまちづくりの検討
ア.有明北地区
・オリンピック競技関連施設跡地の有効活用の検討
・道路、公園等都市基盤(配置・規模・ネットワーク等)の見直し検討
・土地利用方針の検討
・公共公益施設の整備方針の検討
・地区の特性を活かした建築物の景観等に関する方針の検討
・水辺の賑わい空間整備に関する方針の検討
・地区計画、まちづくりガイドライン等の見直しに関する検討
・その他
イ.辰巳・夢の島地区
・オリンピック競技関連施設跡地の有効活用の検討
・東京辰巳国際水泳場の存続の可否を含めた有効活用の検討
・辰巳、夢の島地区を結ぶ水辺の有効活用の検討
・その他
以下略
おおお!ついに江東区の文章から「BRT等」という言葉が出現しました!
湾岸地区の会場まで、共交通機関の貧弱さを考えると交通インフラの整備は必須と、のらえもんは主張していましたが、ついに動き出したという感じでしょうかね!
策定にかかわる事業者がどこになったとしても、「住民視点・オリンピック後を見据えたまちづくり」を提案していただきたいと思いますし、住民説明会等も開いてほしいですね。
また有明北地区の跡地有効利用・公共公益施設の整備方針の検討など、見逃せない記述もあります。
今後の進展に期待しましょう。
江東区のBRTやLRTと言うと、
総武本線越中島支線を活用したイメージしかありませんでした。
今回は「オリンピック」に合わせて計画するBRTとの事なので、期待が持てそうですね!
いつも楽しみに勉強させて頂いております。
交通インフラの整備が進めば本当に住み良いエリアになりますね。
りんかい線の動きや、お台場カジノ計画などなど、臨海エリア発展に関する話題が目白押しでわくわくします。
寒い日が続きますがお身体ご自愛下さい。