読者さまからの相談メールで「ブリリア有明スカイタワー北西側を購入したいのですが、空き地は何が建つのでしょうか?」というご質問を都合3回受けました。
BASを買いたいけど、目の前の空き地が気になる。
↓ブリリア有明スカイタワー北西側高層階の写真、手前側が広大な空き地。
現地を見れば当然そーなりますよね。うん、僕も気になります。
今回、読者さまからいただいた情報とあわせて、ネットである程度調べてみたのでご報告します。
そもそも実は、あの土地2000年頃までは貯木場で海でした。
今でも、少し古めの訂正されてない地図では、海になっています。
私は直接知りませんが、ハゼが釣れて結構いい漁場だったようです。
「埋め立てハンターイ」と12年前に鳩ぽっぽが来ていたり。
そんなわけで、地歴が昭和の初め頃の埋立であるブリリア有明スカイタワーその他有明既存のマンションが建っている場所と北西側空き地ではだいぶ違います。
震災で盛大に液状化してましたので、最近道路を引いたところはしばらく水抜きしていましたが
高層マンションをこれから建てて売るには、マーケティング上不向きな土地だと思います。
で、何が立つか?残念ながらまだ、決まってません。
- 2020東京オリンピックが開催された場合は、仮設の競技場が設置されることが決まっています。
- 招致が失敗した場合、東京都はこの土地を処分するつもりのようです。
その場合は、土地区分とガイドラインで規制されます。
その土地区分とガイドライン規制ですが、ネットで調べられます。
東京都都市整備局都市計画情報インターネット提供サービスからは土地の区分や容積率が調べられますので、調べてみました。
ブリリア有明スカイタワー北西側の土地は
【第一種住居区域】で、容積率200%・建ぺい率60%となっています。
普通に考えれば容積率450%建蔽率75%のスカイタワーほど圧迫感のある高い建物は建ちませんが、都市計画臨海副都心有明北地区地区計画(有明ガイドライン)には高さの規制は記入されていないので、油断は禁物です。公開空地を設けることにより、容積率の緩和をうけることは十分に可能です。
ということで結局、有明住民は自分の資産価値を守るために自ら動く必要があると考えます。
- 積極的に東京オリンピック2020誘致に協力する
- 誘致がだめだった場合、だめなら、高さ規制をかけてもらう
- 公開空地の容積率の緩和措置はやめてもらう
こういった活動をしていかないで、のんびり鼻ほじっているだけでは、いざ○○不動産が土地を購入してから騒いでもおそいかもしれません。
私のアドバイスとしては、「ぜひ北西側を買って新たにご近所になる人たちとオリンピック誘致活動に力を入れましょう!」もしくは「高い建物が建つ可能性は否定できません。その場合は、反対運動に立ちましょう!」というしかありません。
北西側の解放感と夜景は都内指折りなだけに、やはりみんな迷うみたいですね~
この記事へのコメントはありません。