江東区の臨海副都心部では、東京都港湾局がイニシアチブを握っていると聞きました。いつまでたっても有明第二小学校の情報が出ないので思い切って「東京都港湾局臨海開発部誘致促進課誘致係」へ電話をかけてみました。
Q.地域住民です。有明第二小学校の建設予定地を教えてください。
A.今まだ住所を割り振っていないので、口頭でお知らせするが、有明スポーツセンターの北側に大型マンションが建設中である。更に北側に大きな土地が空いている。港湾局としてはそこを有明第二小学校の用地に予定しています。
Googleマップで調べると・・・
建設中のBACの北側が該当しますね。更に北側の区画はURが持っているので、UR持ち分とBACの間でしょうか?(参考:ブリリア有明シティータワーの周辺空き地について・ここの2-2街区非UR持ち分)といっても、電話口で聞いただけなのでのらえもんの理解が間違っていたらすいません。⇒BACの北東側空地のようです。修正させていただきます。
Q.となると、有明北地区まちづくりガイドラインの改定は必須ですよね?有明北2地区は公共公益系用地になってません。
A.おっしゃるとおり、有明北地区まちづくりガイドラインの改定を予定している。なお改定にあたっては、地権者や住民の方と協力しながら改定を進めていきたい。
ガイドラインの改定というのは小学校を建てるとなると、
港湾局がホームページ上で公開している有明北地区まちづくりガイドラインの土地利用計画の用地種別が異なってしまうことを意味しています。
↓ガイドラインの土地利用計画。クリックすると大きくなります
ガイドライン改定に合わせ、スカイラインの形成等が外れないか心配です。ガイドラインにはこう記載されています。
2 開発誘導指針
(2) 建築の用途及び形態等
ウ 建物高さ
臨海副都心地域全体として一体感のあるスカイラインやシルエットの形成及 び水辺に対する眺望の広がりの確保等により景観的な調和に配慮する。
航空法・電波法による高さの制限、クリーンセンターからの排ガスの影響に留意し、周辺への日照・眺望等に配慮しつつ、ロードの軸線等をいかしたランドマークの創出、変化のある都市空間を象徴する調和のとれたスカイラインの形成に努める。
有明の新築マンションを検討する際、営業マンから「有明のタワーマンションを頂点として山なりにウォーターフロントに向かって低くスカイラインが形成される」と紹介されなかった人はいなかったはずです。BACはこのスカイライン形成から逸脱した位置にありますが、この事例を持って既成事実化され、有明北(特に1地区)すべてをA.P.+120m制限にされると、有明の良さが台無しです。
Q.スカイラインの形成が守られるのか心配です。私はどこにガイドラインの改定についてお話しした方が良いのでしょうか?
A.(住民の方ですよね?との念押しを受けて)有明のマンションの管理組合が連合(?)して港湾局や江東区と話し合いを持つことになっている。住民の方なら管理組合様に要望を上げてほしい。
ということでした。
声を上げなければ、何も勝ち取れないということでしょうか。どうやら有明のマンション管理組合連合会の皆様がいろいろと働きかけをして下さっているようです。がんばってください!
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