» 2016 » 2月のブログ記事

2000年代になって、日本の大規模のマンションは郊外多棟型から、駅近空地を利用したタワーマンションの開発が多くなりました。容積率を存分に使い、空に高く伸びるタワーマンションは利便性とステータスを兼ね備えた存在として、いまも続く流れとなっています。その総本山といえる存在が「THE TOKYO TOWERS」です。

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あまりに大規模すぎて、近くからだと全景を写すことができません。(本エントリの写真はクリックすると大きくなります)

中央区勝どき6丁目の倉庫跡地を取得したミサワホームは、100%子会社のミサワシティ株式会社を作り、計画敷地面積3万平米・地上60階地下3階・総戸数2800戸のツインタワー「ミサワシティ」事業を発表します。国内に類例を見ないほどの規模となった建築物で、デザインは国際アイデアコンペとなりました。下図は構想図ですが、ずいぶん今とは違う建物です。

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しかしこの計画は、親会社のミサワホームの経営悪化によって撤退、住友商事へ事業譲渡されることになりました。計画はより大資本の会社が引き継ぐこととなり、ほぼ原型のまま日本一の大規模タワーマンションは建てられることになりました。

キャッチコピーは「I LOVE NEW TOKYO」。なんと広告費30億円を投じて都心回帰を促したキャンペーンを張り、駅にはイメージキャラクターのリチャードギアのポスターがでかでかと貼られました。最初はマンション広告とわからなかったでしょうね。このキャンペーンサイトはわずかにWebアーカイバで見ることが可能で、今見てもめちゃくちゃ気合が入ったサイトです。
この残滓は、トウキョウタワーズ賃貸サイトのDescriptionが「もうひとつの、アイラブニュートーキョー、はじまる。」になっているところからも感じられます。

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上記2点の画像出典:I LOVE NEW TOKYOプロジェクト公式より。今は存在せず

物件概要

  • 物件名:THE TOKYO TOWERS(ザ・トウキョウタワーズ)
  • 総戸数: 58階建て2,794戸
  • 直接基礎・制震構造・オール電化タワーマンション
  • 2棟あわせて日本最大のタワーマンション、一部賃貸部分有
  • 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩5分

立地・周辺環境

THE TOKYO TOWERSは、勝どきを横断する清澄通り沿いにあります。勝どき駅から新島橋を渡ったすぐそばの超巨大なツインタワーで北側清澄通りに面したタワーが「MID TOWER」、南側の運河に面するタワーを「SEA TOWER」と名づけられています。
MIDは一部賃貸となっていて、SEAは全部分譲となります。東側は環状二号線と新月島川・南側は朝潮運河とその向こうにコスモイニシア分譲の晴海テラス・晴海レジデンスが立っています。その向こう側は選手村開発地です。

一方西側は都営勝どきアパートなど10~14階建のマンションとその向こうに豊海小学校が位置しており、本物件西側方向には、視線をさえぎるような高い建物は現状ありません。

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画像出典:bingmapより

北側は、超巨大トライスター型マンションの、「勝どき ザ・タワー」が聳え立ってます。こちらの方角は完全にふさがれてしまいました。

眺望

手元にある写真から紹介しますと

SEATOWER中層階から見た本物件西側方向の建物群:

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MIDTOWER中層階北側方向の眺望: 続きを読む »

2016年2月24日付・日経MJ7面にて、ソニー不動産とヤフーが組んではじめた不動産ネット売買仲介サービス「おうちダイレクト」の惨状が伝わってきました。ソニー不動産と湾岸タワーマンション検討者&居住者は、本来相性がいいはずでして、のらえもんブログではサービス開始前から彼らの動向に注目してきました。

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本エントリの画像出典:おうちダイレクト公式Webサイトより

記事をまとめると

  • サービス開始3ヶ月で成約数”ゼロ”
  • 売却希望者は20〜40代
  • 現状24件の登録(2/24現在)
  • 手続きがネットで完結するとの”誤解”がむしろ利用の低調を招く
  • 購入側インセンティブとしてインスペクションサービスなどの実施を検討中

ということでした。「これは不動産流通革命だ!」とサービス開始時点ではマスコミ巻き込んで鼻息荒かったのに、結果的にいまのところ成約数ゼロは、おうちダイレクト中の人も冷や汗かいているでしょうね。実際にサイトを訪問してもかなり敗北感漂う状態になっています。
どうしてこうなったのでしょうか?湾岸の妖精のらえもんはこう考えるのです。 続きを読む »

東京都オリンピック・パラリンピック準備局より「オリンピックアクアティクスセンター」、「海の森水上競技場」、そして「有明アリーナ」の実施段階環境影響評価書案が公開されました。このうち有明アリーナについて、すべて丁寧に読み込んでいないのですが今回明らかになった部分紹介しましょう。

今回この評価書で明らかになったのは有明北側の仮説競技場位置です。オリンピック立候補ファイルを読むと、オリゾンマーレ裏手に有明ベロドロームとBMXコース、ブリリアマーレ裏手に有明体操競技場が建設されるとの書かれていました。

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このうち、有明ベロドロームについては、コストダウンの影響で伊豆で開催することになり仮説競技場の建設は行われないことになっています。また、有明体操競技場については、大会後10年程度ビックサイトのサブ展示場としての活用することが検討されている報道がありました。

東京オリンピックの有明地区競技場建設計画に一部変化

有明体操競技場常設化に伴う東京都の戦略変化

となると、ベロドロームが計画されていた場所には何が建つのでしょうか?実は、もうちょっと大きな変更がされていました。

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