新築だけでなく、中古マンションも価格が上昇しているとのニュースがありました。
東京カンテイ、2015年1月の中古マンション全国的に価格は反転上昇
SUUMOジャーナル 2/24東京カンテイは、2月24日、2015年1月度「中古マンション価格天気図」を発表した。(中略)2015年1月は「晴」が5から8地域に増加、「雨」は5から4地域に減少、「小雨」は8から6地域に減少、「薄日」は18から16地域に減少、「曇」は11から13地域に増加した。近畿圏が強含みに転じ、東北や九州も反転上昇した。首都圏では伸びが鈍化して横ばい傾向。中部圏では愛知県のみが好調を維持している。
●首都圏
首都圏は、東京都が前月比0.2%上昇、神奈川県が0.7%上昇、千葉県が0.1%上昇、埼玉県が0.4%下落となった。首都圏平均は0.1%と僅かに上昇している。
新築は販売数の減少がみられていますが、中古も価格は上昇しても伸びはさほどみられないようです。
建築コストの上昇も一服した今、んじゃ不動産価格というよりも住宅価格の直近ピークはいつなんだといいますと私はあと1、2年後じゃないかなぁと思ってました。すでに都心部は実需だけではなく相続対策と外国人投資家が多く買っていますが、相続対策は既にピークアウトしてるんじゃないですかね。
先日、ニッセイ基礎研究所の不動産投資レポートが以下のような見解を述べています。
景況感はさらに改善するも海外要因を注視
~不動産価格のピークは 2017 年までが大勢~
ニッセイ基礎研究所 不動産投資レポート 2015’1/29付
- 不動産投資市場におけるリスクについては、「海外経済」を選んだ回答が、「国内景気」を上回る最多の
回答となり、次いで、「金利」、「為替」を選んだ回答が続いた。- 2015 年のJ-REIT市場の見通しについては、さらに上昇するという見方が多数となり、東証 REIT 指数の下落を予想する回答は約1割に過ぎなかった。
- 不動産価格のピークについては、「2016~17 年」と予想する回答が過半数を占め、「現在、既にピークが
近い」とする回答も4分の1近くに及んだ。
うーん、守備範囲の湾岸でいいますと、2015年は豊洲と晴海の両三井物件の販売が開始されますが、特に豊洲については住友不動産が2008年に豊洲3丁目で付けた新築ピーク価格を上回ってくると予想しています。
このエントリの画像出典:パークホームズ豊洲ザ・レジデンス公式Webページより
詳しくは豊洲ザ・レジデンス公式ホームページで確認して欲しいんですが、3LDK以上の部屋には珍しいことに主寝室に床暖房が付けられているんですよ。あんまりみないんですが、建設費高騰の最中、わざわざコストアップになるこの仕様にした理由は読者様ならお分かりかと思います。
私の興味は晴海の方にありますが、僕は若干ながら豊洲>晴海と予想しています。ただ、BAYZ・KTT等のライバル物件の動きは早いし、しばらく近隣の大規模競合が豊洲だけになっちゃうので、晴海も以前公開した私の事前予想を大きく上回る価格になっちゃうんじゃないかな・・・三井晴海は企画が良さそうなだけに手が届かなくなる価格にしてほしくないんですけどね!目にやさしい価格でお願いします
この記事へのコメントはありません。