通常なら、12月中旬ごろにまとまる来年度の税制改正大綱がまだ発表されていません。
今年入居なら300万円、来年は10年間200万円の税額控除が受けられる住宅ローン減税ですが、このまま発表が無ければ、打ち切られてしまいます。
一部報道では、国交省が住宅ローン年末残高の2%相当額、【最大10年1000万円】の税額控除が検討中とありまして、密かに期待しておりました。
本日の新聞を見ると、【10年1000万円】はどこかに消えて、14年度以降の減税幅は300〜500万円規模となる模様です。
このニュース、新聞社のサイトを見ていると自民党と財務省の鞘当てがわかります。
中国新聞:上限引き上げと住宅エコポイントのようなポイント給付を復活
読売新聞:上限300〜500万円へ引き上げと給付金支給制度の創設を検討
自民党は、中堅所得者への住宅取得時に給付金を支給したい考えのようです。これに財務省が反発、ポイント給付で十分と主張しているようです。僕としては、ポイントとか現金給付はいらんのでさくっと最大1000万円に拡充してくれた方がうれしいんですが。それなら喜んで買い替えますから。
ただ、給付でなく税額控除ですとある程度の所得がないと恩恵に預かれませんから(そもそも恩恵にあずかるような所得が無いと住宅ローン組めないと思うのですが…)、ポイントとか給付金にも一定の説得力はあります。
なんにせよ2013年度入居は、「税制上の谷」になりそうです。
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