25年1月22日に行われた基幹的交通システム部会第三回の資料と議事録が公開されています。
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本エントリの画像出典:中央区・第2回基幹的交通システム部会を開催しましたより
資料を一読すると、ほぼ「環状2号・みゆき通りルート」で決まりのような書き方です(議事録見ると、委員から少し苦言が出ていたり)
初期段階のBRTは銀座5丁目まででLRTに乗りかわる段階で、数寄屋橋〜東京駅方面へ延伸する計画のようです。
また、需要予測(バスと開発関連による新規需要のみ)と運行想定が発表されています。
想定ルート:銀座5丁目交差点〜晴海トリトン前
BRT需要予測:
BRT需要 11,659人/日(往復)
表定速度 20km/h
所要時間 片道12.6分
運行頻度 4.3分(ピーク時?)
ゆりかもめも4分に1本間隔運行ですから、結構な頻度です。
晴海〜銀座5丁目が12.6分はかなりのインパクト、と考えます。現状が不便すぎるのですが。
新規需要予測に使われた晴海・勝どきの新規計画一覧も参考になります。
表の中、晴海3街区A2A3は住友さんの計画ですが・・・H27予定なのにまったく形になってませんね。
議事録では、「江東区・港区とも協議する」との一文が入っており、豊洲・有明台場方面の2延伸もありそうな感じです。以下議事録からコピペ。
江間委員:
回遊性の点では、豊洲新市場・台場へ延伸する必要がある場合 は、晴海で分岐して豊洲駅までの路線と新市場及び台場までの2路線を整備してほしい。
事務局(田村参事):
豊洲市場・お台場への接続については、今後整備していきたいと思っているため、隣接の江東区・港区と話し合いながら実現したいと考えている。現状では、港区・ 江東区とも、臨海部の交通の整備については、それぞれある程度のイメージを持っていると聞いている。 そのため、両区との協議の中で、ルート設定については必ずしも中央区の思いだけで実現できるということではないと思っている。ただ、今頂いた意見は参考として、今後の隣接区との協議の中で伝えていきたい。江間委員:
豊洲への市場移転が、1年程度延びるという話が新聞に載っていたが、これによって環状2号線の工事なども遅れることがあるのか。平成28年のBRT開業への影響はあるのか教えて頂きたい。
事務局(田村参事):
現時点では環状2号線の整備は計画通り進んでおり、豊洲市場の工事の遅れによる影響はお聞きしていない。暫定開通等を含め、環状2号線の整備に合わせてBRTを運行できるように検討を進めていきたい。
2方向延伸があればすばらしいですし、中央区もその気のようです(でなきゃ港区がでないはず)。わくわくしなら次の発表を待ってます。
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