新築マンションでも中古マンションでも、一軒家よりマンションを選ぶ利点の一つは「貸しやすい」ことです。
長い人生何があるかわかりません、転勤や親の介護、離婚など予期せぬ事態が発生することもありえます。リスクヘッジの観点から、例え永住を考えていたとしても、「もし貸すとしたら?」という視点を持つことは重要です。
実は、家賃相場はマンション売買相場に比べて硬直性があるので、
路線・駅・徒歩分数・築年数・方角でだいたい家賃相場は決まってしまいます。
データベースはネットで公開されていますので、
新築マンションが周辺に比べ割安か割高かを判断するよりずっと簡単に調べることが出来ます。
自分の持ち家もしくは買おうとする部屋はどれくらいで貸せるのか
実勢価格を調べるのに最適なサイトはHome’s家賃相場だと考えます。
例えば、有楽町線辰巳駅を調べてみましょう。
(↓クリックすると大きくなります)
2LDK・3LDKの相場が事例数と共に出て一目瞭然です。
値段をクリックすると、事例一覧が出てきます。
だいたい、この程度の広さならいくらで貸せそうだ、という目安がわかると思います。
湾岸マンションに限らず、首都圏なら基本的に路線・駅・徒歩分数でほぼ家賃相場は決まっていますので
汎用的に応用できると考えます。
ぜひ一度、ご自分の地域の家賃相場とマンション相場を比べてみてください。
東京カンテイさんは、家賃相場とマンション実勢価格を計算して、マンションPERという指標を各駅ごとに発表しています。
マンションPER = (マンション実勢価格 ÷ 月額想定家賃 ) ÷ 12
これは、「このマンションを買って、賃貸に出した場合何年で元が取れるか?」という指標です。
新築マンションを訪問した際には、「この部屋はいくらで貸せますか?」と聞けば、想定賃料を営業さんが見せてくれます。
ちゃちゃっと計算して、PERが○○だから、この部屋は割安・割高というのが判断可能です。湾岸マンションの場合、まぁPER20を切るかどうかが割安の目安になると思います。
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