THE TOYOMI TOWER

THE TOYOMI TOWER MARINE&SKY がコンクリートの強度不足で販売中止。今後の影響について

衝撃的なニュースが入ってきました。THE TOYOMI TOWER MARINE&SKYが突然の販売中止です。モデルルームも閉鎖し販売活動はすべて中止となりました。様々な媒体でニュースになっています。

NHKニュースはそのうち消えてしまいます、今回のニュースで一番詳しく掲載されていますので、後世に残すためにあえて全文転載とさせていただきます。

コンクリートの強度が不足 タワーマンション販売休止 中央区
NHK News Web 04月04日 11時57分

東京・中央区の湾岸部で建設中の2棟のタワーマンションについて施工業者が工事で使われるコンクリートを検査した結果、一部に、強度が不足するサンプルがあったことが分かりました。
このマンションは、今月下旬から販売される予定でしたがいったん休止され、施工業者などが、さらに詳しく調べることにしています。

販売が休止されるのは、東京・中央区豊海で建設が進む高さ189メートル、地上53階建ての2棟のタワーマンションです。
このマンションは、湾岸部の老朽化した集合住宅を建て替える再開発事業として、去年1月に着工され、2026年の完成を目指して、工事が進められていました。
しかし、設計と施工を担当する清水建設がコンクリートの強度を調べるサンプル検査を行ったところ、一部が、基準の数値に達していなかったことが分かったということです。
清水建設は「原因究明と対応策について、関係者と検討協議を進める」とコメントするとともに、検査の結果を、さらに詳しく調べることにしています。
一方、マンションを販売する三井不動産レジデンシャルは、今月下旬に予定していた販売をいったん休止しました。
再開の時期は、未定だとしています。

中央区によりますと、この2棟のタワーマンションが建てられる場所には、もともと市場関係者などが多く住む集合住宅のほか、警察署や区民館などの建物がありましたが、老朽化が課題になっていたということです。
再開発事業では、湾岸部の広さおよそ2ヘクタールの敷地に、地上53階建ての2棟のタワーマンションにより、あわせて2046戸が供給される計画で、低層階には、店舗や保育所のほか、区民の集会所などを設けることになっています。

今回、検査で、一部のコンクリートのサンプルが強度不足だったことが明らかになったことについて、建築工学が専門の東京大学の神田順名誉教授は「コンクリートの場合、液体状の生コンの段階で事前にチェックはするが、現場で固めるまで正確な強度はわからない。通常の検査は、流し込む時に、サンプルを取って圧力をかけて調べる」としたうえで、「設計の段階で、どの程度セメントを入れるかを考え、余裕を持って強度を決めるので強度検査は確認をするだけというのが通常だ。今回のように所定の強度に達しなかったというのは、原因はまだわからないが、どこかで適切なプロセスがなされていなかったということで、通常は起こらないことだ」と指摘しました。
そのうえで、「本当に強度が不足しているという判断になれば、すでにコンクリートを入れた部分は一度取り壊すしかなく、計画通りに施工するのは難しくなる」と話していました。

今回ほぼこれですべての情報が網羅されていますが、もう少し詳しい事情が、施工の清水建設より以下のニュースリリースが出ました。

弊社施工中工事に関する一部報道について
清水建設ニュースリリース 2024年4月3日

本日、一部報道機関により、弊社が東京都内で施工中の市街地再開発施設工事のコンクリート強度に関する報道がなされました。

本事象は、現場で打ち込んだコンクリートの強度発現を確認するために、品質管理プロセスの一環として実施しているテストピースの破壊検査において、一部のテストピースの強度が想定の数値に達していないことが判明したものです。

現在、本事象の原因究明と対応策について、関係する皆様と検討・協議を進めているところです。今後、その対応策のプロセスを着実に遂行し、所期の品質・性能を確保した建物をお引き渡しする所存です。

テストピースの強度検査とはなにか?というと、コンクリートの強度は後から破壊検査しにくいことから、生コン車到着後、6つの柱状のテストピースを抜き出します。7日後と28日後にきちんと強度が出ているか検査をします。3本づつテストするので6本必要、ということですね。

このテストピースの強度が出なかったということは、基本的にコンクリート会社のミスということになりますが…しかし、これどこまで影響が出るのでしょうか。28日後のテストピースの強度が設計通りに出ていなかったとなれば、工事は約1ヶ月間進んでしまっていますから、疑わしい箇所が含まれた部分のみ削ってやり直しというのは難しく、もはや全部やり直しになるかもしれません。場合によっては2年の延期、そういうこともありえます。

実は同じようなことは以前、湾岸物件で起きていました。パークタワー晴海です。

2015年に販売中止したときに、三井不動産レジデンシャルは「パークタワー晴海の事業スケジュールの見直しに伴い、販売延期」といっていましたが、パークシティ豊洲に住んでいた方は上から見えていたのでみんな事情を知っていたはずです。杭基礎を抜いていました。パークシティLaLa横浜が杭基礎の偽装データで建て直しになったのと同じタイミングでしたから、あまり表には出したくなかった情報だったのでしょうね(私も9年経った今だからいいます)。

この故事を考えると、影響箇所の特定とやり直しで、最低でも1年。もしかして2年位遅れてしまうかもしれません。建物の企画が魅力的だったゆえにとても残念です…

もうひとつ、もしここまで遅れるとすると、パークタワー勝どきノース(仮)や月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業と販売時期がガチ被りしてしまうかもしれません。

さて、来月(2024年5月)は築地の再開発計画の発表となります。ボールパーク(つまり東京ドーム移転)となるのか、それともゲームやアニメに特化したエンタメ施設になるのか。どちらにせよ、本物件は築地再開発のすぐ近くですので、発表が楽しみであります。

正直言って、今回の発表は結構がっかりしました。だってモデルルームに行ったらとても良くてほしくなったのは事実だから…本当に2年遅れになってしまうと、いま加熱している湾岸タワマンの相場が供給不足となってもっと加熱してしまうのが怖いです。いつかは冷めてしまうので。しかもそれは急にやってくるかもしれません。

それはともかく、のらえもんブログはTHE TOYOMI TOWER MARINE&SKY を応援しています。

 

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