Twitterでは何度か話題にしたのですが、現代ビジネスの「沿線革命」という一連の連載が湾岸住民として面白いです。筆者の方はJR東退職後、交通計画のコンサルティングをされている方のようです。かなりの分量がありますが、時間あるときにぜひご一読を。
【沿線革命007】 勝どき、晴海、豊洲・・・人が急増する湾岸部の「鉄道不足」の将来
【沿線革命010】 銀座-晴海のBRT計画の需要予測に問題あり!
【沿線革命011】 湾岸の交通を劇的に良くするBRTのルートと運行私案
【沿線革命012】 「ゆりかもめ」延伸、湾岸新地下鉄の可能性は?
一連のご主張は
- 湾岸地域の公共交通利便性は良くないもっと良くするべき
- 勝どき駅の混雑緩和は、駅改良よりもまず増便が効く
- 中央区が導入を目指す地下鉄はコストが合わない
- ゆりかもめ勝どき延伸は地元合意がとれないし現実的でない
- BRT需要予測は過少であり、もっと本数を多くできる
- ルートと系統は「虎ノ門-選手村&ビッグサイト」と「新橋-選手村&ビッグサイト」の4系統とすべし
- BRTの運航頻度を極力上げるため、バス専用レーンの導入ととバス停での運賃収受を行う
- 1日293往復でも採算は合う。その場合の時刻表は以下の通り
画像出典:現代ビジネス・【沿線革命012】 「ゆりかもめ」延伸、湾岸新地下鉄の可能性は?より
この時刻表を見て「マジかよ」と思ったのですが、筆者の試算ではこれでも大丈夫とのこと。ここまで高頻度ならGoogleかトヨタに頼んで、BRTは専用レーン+無人運行にしちゃったらどうかな?と思いました。
この提言が活かされて、都心と臨海部を高度に結ぶ公共交通インフラができれば、選手村の跡地利用計画もスムーズに進むでしょうね。環状二号線の専用レーン化は、豊洲新市場との絡みもありなかなか難しいかもしれませんけど。片側3車線無理だったのかなぁ・・・
ちなみに、沿線革命012では、拙ブログもリンクされて「また、湾岸部の情報を集めている人の間では有名な「マンション購入を真剣に考えるブログ」でも取り上げられ(https://wangantower.com/?p=7528)、否定的であるとともにそれに同調するコメントが多数集まっている。」と言及されてます(笑)
ロープウェーですが、江東区長が本気でやりたいなら、いきなりアドバルーンを打ち立てるのではなく隣接区と東京都と地元への丁寧な説明とメリットを大上段に構えることがまずあってしかるべきだったかな、と思いますけどね。いきなり区長の夢とやらを言われましても。
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