江東区のWebサイトに有明第二小・中学校のプロポーザル結果が載っています。江東区長が「木材を多用した校舎に」という意向でしたが、この意向通りの設計といえます。提案事業費109億円という税金をつぎ込むのですが、計画図を見るとなんと羨ましい。。。僕はコンクリ丸出しの校舎にクーラーなんて無い築古の校舎で学んだことを思い出しました。
木造校舎は耐火性に劣るため、4階以上の建物は原則建てられません。
よって、この5階建て校舎も基本的には鉄筋コンクリート造に一部木を使う混合構造となる予定です。それでも大変珍しい構造です。もちろん、耐火性・腐朽防止の対策は取られるようです。基本のコンクリート柱は木質仕上げを行い「木の学校」を印象付ける徹底ぶりです。
バルコニーは木のルーバーが設置されて近隣マンションとの見合いを制御されるようですね。また校庭は芝生化されるとか。北側は公園と運河に面していて相当環境に恵まれた公立小・中学校といえそうです。
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