Twitterで独身男性・女性のマンション購入について書いてくれ、と頼まれましたので。
のらえもんも独身時代にマンション購入を真剣に考えましたが、やめました。やめた理由は市況とか貯金とかじゃなくて転勤になったからです。ま、一番最初に見たのは忘れもしない、松戸のとあるファミリー中古マンションでしたけど。ということで、私は買っていないので以下は実践を伴っていないことをご承知おきください。
独身でもなぜマンションが買いたくなるのでしょうか?
- 賃貸マンションのグレードに飽きたから?
- 自分自身の城を持ちたかったから?
- 壁に穴を開けたりなどの手直しやリフォームをしたいから?
- ペットを飼いたいから?
- 金利が安いから?
- 資産形成の一環として?
- 結婚を諦めたから?
ま、さまざまな理由があると思います。
(ペット可のマンション探すの大変ですものね)
このブログの主テーマは「損をしないマンション購入」ですので、テーマに沿ったマンションを独身で買いたかったら、これは避けたほうが良いというデータから、いくつかの制約ルールを設けることにより、消去法で見つけることができます。
- 30平米未満は避ける
→30平米未満のマンション騰落率は一貫して悪い数字となっています。できれば、住宅ローン減税が通る内法50平米以上(53〜55平米表示くらい)のマンションを購入したほうが、騰落率は改善されます。 - 戸数が少ないコンパクトマンションは避ける
→50戸以下規模のマンションの騰落率はかなり悪いです。30平米以下のいわゆるワンルームor1LDK主体のコンパクトマンションを新築で購入すると、値下がり率はかなりのものとなります。戸数の規模数は300戸以上が良いでしょう。 - もし、南向きにかなり割高な設定がされているなら、避ける
→新築時は価格表で比較されるため、価値を認識しやすい南向き・高層階に値段が乗っかります。しかし、中古市場で南向きは新築時ほど評価されないのが通例です。南向きの価値はあるけど、新築時の評価はだいたい過大、と覚えておけばいいでしょう。 - 郊外は避ける
→独身時に何か特殊な趣味をお持ちでないのなら、広さを求めて郊外に一人ですまないほうがいいでしょう。過去のデータは郊外よりも都区部の方が騰落率が良いことを示しています。
という感じです。私個人の意見としては、「全戸ファミリータイプ設定のマンションは避ける」とも必要かな、と。自分以外全員ファミリーとなると、若干寂しい気持ちになりますからね…。さて、上記の話をまとめます。
なるべく大規模マンションで内法50平米以上の部屋、南向きはマストではなく、棟内はファミリーやDINKS、独身向けが混在している都区部の新築マンション、はデータから資産価値が下がりにくい・・・こう考えていくと、湾岸の1L〜4L混在なタワーマンションって独身にもオススメってことになりますね!また、大規模タワーなら、オートロック完備で警備員や管理人、各種監視カメラなどのセキュリティもばっちりです。この辺りは小規模投資用マンションでは絶対にできません。
(某タワーマンションの平面図。ファミリー向け3Lも独身〜DINKS向け狭め1Lや2Lも混在)
もちろん、小さめのマンションでも最上階とその周辺だけファミリータイプで下層階はワンルームってのもありますが、上記規模の制約があるのでやめたほうがいいと思います。直近だと、やっぱり北仲は総額めっちゃ張るけどよかったな。。。
ちなみに、上記はすべて新築時の話であり、中古ではある程度是正されていますから、逆張り戦略的に「中古で自分にとって便利なところでも、規模や市場性の低さから値段が下がったところを納得して買う」というのは、費用を抑える面ではアリだと思います。
あ、上記の話は、「女◯◯◯◯◯◯◯◯まいづくり◯◯会」のセミナーでは聞けない話だと思います、はい。
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