有明北地区の西側に建設が予定されている「江東区第二有明小学校」ですが、同時期に「第二有明中」も整備されるようです。
江東区の平成26年度当初予算(案)概要の中で、整備事業が盛り込まれています。
第二小学校は平成28年度4月開校予定ですが、1年遅れて中学校も開校するようです。敷地については書かれていませんでしたが、めぼしい敷地もありませんし小学校に隣接すると考えられます。
また、産経新聞に「第二有明小は木材を多用した校舎になる」という発表がされています。
木材を多用した中学新設へ 臨海部のマンション林立を受け、東京・江東区
産経新聞 2014.2.5 22:42
江東区は5日、臨海部のマンション建設ラッシュで子供の数が増えたのを受け、平成30年に木材を多用した第二有明中学校(仮称)を同区有明に新設すると発表した。
(中略)
区は、江戸以来の貯木場の町で、公共建築物の木材利用促進法に基づき、床、壁、天井などで木材の使用量を増やす方針。26年度予算案に2900万円を計上し基本設計に取り組む。総事業費は約65億8千万円。山崎孝明区長は「木のぬくもりは子供たちの成長に必要。一方、木を切り、どんどん使うことで森が育ち、林業が再生する。驚くような木を用いて、斬新な校舎にしたい」と述べた。
私がこどもの頃は、コンクリート造の校舎が当たり前でしたが、近年では木造・内装に木を多用した校舎が増えているようです。
木の校舎は学校が好きになる効果や、疲労感の軽減、インフルエンザ予防(ほんまかいな)などに良い影響があるようです。
- 増える学校施設の木材使用 校舎に親しみと温かみ‐斎藤剛史‐
- 人にやさしい木造校舎
- インフルに効果! ススむ木造校舎回帰 学級閉鎖はRC造の3分の1以下
有明小も内装材には木材が結構使われています。
山崎江東区長は年頭インタビューでも「木造競技場を作りたい」と言うほど木の建物にこだわりがあるようなので、ぜひ斬新で教育に良い校舎をお願いしたいです。
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