東京BRT

都心と臨海副都心を結ぶBRTの開業は少なくとも大会後にズレることが確定(追記あり)

今更ですが、小池知事の12/20の記者会見質疑応答で湾岸民には重要な点がサラッと言われてましたね。ニュースにもなってないので見逃してました。

【記者】日本経済新聞の安部です。環状2号線について伺います。今日、移転日程が正式に決まったことで、環2の地上部の道路は五輪までに間に合うという見通しになったと思いますが、移転の延期によって、地下トンネルは間に合わないということになりました。五輪の大会輸送の能力が大幅に落ちるということと、BRTが本格稼働できないので、選手村のまちづくり、こういったところに支障が出るんじゃないかという懸念もありますが、知事は、こういうデメリットの点について、どういうふうに捉えておられるか、この点、どういうふうに対処されるかと、この2点、お願いします。

【知事】まず、今回、移転日が決まったということ、それから、これから車両基地の整備を行っていくということと、それがすなわち環状2号線の地上部が確保されるということであります。BRTについては、大会の後ということもございますが、それらについては、工事の計画などでできるだけ短期間にそれが実行できるように、さまざまな工夫も必要なんだろうと考えております。

小池知事「知事の部屋」/記者会見(平成29年12月20日)

おい小池!

いつの間にBRT延期決定したんだよ!新橋に直結できるからとBRT停留所予定地周辺に住宅構えた人だっておるんやぞ!

————

元々発表されていた計画ではオリンピック前に新橋〜勝どき〜晴海〜豊洲の支線を2019年に先行開業、大会後に新橋〜勝どき〜晴海〜有明〜国際展示場の本線を開業する予定でした。

しかし、小池知事が独断で決めた豊洲市場延期は、それに伴う環状二号線築地市場区間工事の遅れにつながり、当初計画の虎ノ門方面へのトンネルは掘れずに、2020大会時の環状二号線は暫定地上片側1車線通行となってしまいました。

こうなるとBRTを定時運行できるかどうかの確約が怪しくなり、今回の「BRTは大会の後ということもございますか」という発言に繋がったのだと思います。現に今年3月にはBRT新会社の設立が見送られています。

豊洲市場移転延期は後々の展開を見ればパフォーマンスでしかなく、思いつきで初めたことが明らかであります。市場移転は、直接的な損害だけでなく積木細工のようになっていた枝となっている計画まで破壊してしまいました。周辺住民は風評被害だけでなく、予定されていた交通インフラの整備の遅れまで甘受しなくてはなりませんでした。この点について、小池都知事は一度も謝ったことがありません。

勝どきの混雑解消緩和は大会後となることが確定、晴海二丁目住民にとっても悲報であります。そもそもBRTいつ来るんですかね…当ブログでも中央区BRT時代から期待を持ってこの計画をウォッチし続けてきたので、ぽーんと入ってきた何も知らない都知事が壊していくのをみると悲しい気持ちでいっぱいになりますね。

(追記)小池サン、資料見ないで思いつきで言ったんじゃないの?というご指摘がありましたので、東京都都市整備局に電話で確認しました。

Q:2019年のBRT開業は無くなったんですか?

A:環状2号線の整備が進み次第、と発表させていただいてる。当初のスケジュールからはズレていることは確かである。

Q:でも小池さん会見で、大会後って言ってますよね。

A:発言を見て驚いたというのが正直な感想です。

Q:え?つまり現場となんの連絡もしないであの発言しちゃったってことですか?

A:心苦しいが、私の口からはなんとも申し上げにくいところです。

Q:難しい質問をしてしまってすいません。ただ、オンスケどころか、新会社設立も延期してまだ設立に至ってない、知事も会見でそう言っちゃってる。これでは大会前の運行は無理と理解してよろしいでしょうか。

A:そもそもこの計画は大会が有る無しに関わらず、臨海部の住民の足となるインフラ整備である。我々としては関係部署と連携して、一刻も早い開業を目指していると、現時点での回答として、そう言わざるを得ない。

Q:わかりました。苦しい中ありがとうございました、頑張ってください。

————

話を聞いた印象を述べますと、役所としては外部に広報している文書が出ている時点では、それを覆すようなことは自分の口からは言えない、が、皆まで言うな、って感じでしたね。

タイトル修正も考えたのですが、現場が小池知事の発言には驚いたと言う発言内容からも、タイトルはそのままとします。

 

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コメント

  • コメント (1)

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    • a
    • 2017年 12月 27日

    記者の質問から本格稼働について聞いており、知事もそこを踏まえて大会後と答えてるんじゃないですか?
    だとすれば、都の公開している資料でも2019年度内に運行開始し、2020年度以降に本格稼働と記載されているので、新たに延期したことにはなりませんよ。
    本格稼働については2020年以降と曖昧な表現で公表されているからこそ、知事も「大会の後ということもございますが」と述べたのだと思います。

    湾岸住民としてはLRTやBRTがもっと早く開通して欲しいですし小池知事を支持しているわけでもないですが、今回の指摘はのらえもんさんが少し誤解している可能性もあると考えてコメントさせてもらいました。

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