マンションマニア先生が、Twitter上で「イイ!イイ!」と連呼しているプラウドタワー東池袋ステーションアリーナ。駅直結物件は都内でいくつかあるものの、ビックターミナル池袋駅に歩いていける上に、エレベーターの乗換なしでそのまま有楽町線東池袋駅の地下道に入れるというのは大きな魅力です。
湾岸妖精も有楽町線に乗って反対方面へ。あまり知られていないかもしれませんが、これから都内有数のタワーマンション密集地となる東池袋エリアに行ってきました。
池袋駅と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。私は埼玉県や西武池袋線・東上線出身ではないので特別な思い入れはなく、年に1度くらいの訪問割合だった私にとってははIWGPでした(笑)このドラマのせいで池袋=治安が悪いイメージ(実際駅北西側は中国語だらけだ)がありますが、実は豊島区は治安と住みやすさの向上に力を入れていて、池袋を訪問するたびに、どんどん変わっているなぁと感心してました。メディアでは渋谷の大改造が取り上げられていますが、あそこまで派手ではないにしろ、池袋も着実に進化しています。渋谷が働き場所の提供だとすれば、池袋は住みやすい街方向で。
駅前にある百貨店や数々の商業施設の他に、飲食店、雑貨店、映画館、複合施設サンシャイン60などの集積は都内でもライバルがほぼいないくらい強力ですし、都心ながら物価が極端に高い場所ではありません。個人的に街のキャラクターとして一番近いのは、横浜駅ではないかと思っています。海とみなとみらいが無い横浜≒池袋。
山手線の内側、東池袋駅あたりからは居住ゾーンでありまして、目の前を通る都電荒川線から向こう側は低層住宅が広がっています。実際に本物件は池袋駅からグリーン大通りを歩くとちょうどいい感じに落ち着くエリアの境界線上に位置しております。
画像出典:プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ公式Webページより
なお、Webページでは有楽町線東池袋駅直結!希少性!と言われますけど、すぐご近所の「ブリリアタワー池袋」「アウルタワー」「エアライズタワー」、この3物件は同じように地下道でつながる直結物件ではあります(エレベーターの棟内乗り換えやエスカレーター、階段での移動が必須ですが)。なお、南池袋C地区第1種市街地再開発事業が進行中でして、1500戸規模のツインタワーが近隣に立ちます。こちらの駅近タワーの方も東池袋駅に直結となりまして、合計5つのタワマンが東池袋駅と地下道でつながることになります。
先日仮オープンしたイケサンパークより南側方面を眺める。右から「アウルタワー」「ブリリアタワー池袋」「エアライズタワー」。クレーンが見えているところが、プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ建設予定地。なお、アウルタワーはまだ未入居販売中です。
物件概要:
- 物件名:プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ
- 地上36階建てタワーマンション
- 制震構造
- 総戸数248戸 (うち非分譲住戸55戸)
- 1〜3階に保育園、クリニック、調剤薬局が入居
- 有楽町線「東池袋」駅から徒歩1分、エレベーターでフロアまで直結、「池袋」駅から徒歩10分
立地・周辺環境
建物周辺は木密エリアですが、話がまとまったところから徐々に超高層住宅に変わっていく状況です。湾岸からこちらに来ると、ごちゃっとしているなと思うか、それとも人の活気があるなと思うかはそれぞれでしょう。
本物件東側は都電荒川線(さくらトラム)が走っています。南側は首都高速高架もありますが、下駄履き部分の階高が高いため、5Fより視界は抜けるとのことでした。閑静さは無いですが、池袋駅周りの喧騒とは程よい距離で離れています。
GoogleMapの3D表示。赤い部分が本物件敷地です。西側が池袋駅周辺方面となります。西側には本物件の規模を超える3つのタワーマンションなどの超高層が立ち、北側の茶色い敷地は新しくオープンしたイケサンパーク(GoogleMapではまだ工事途中表示)。南側及び東側は大きな建物が立つ予定は無く、開放感がある眺望が楽しめます。
南側は首都高の向こう側に雑司ケ谷霊園があり、開放感とともに緑が望めます。ただ、低層部分のほうが森として見え、20F以上になると、緑だけでなく中のお墓が目立つようになります。といっても、20Fくらいになると高い建物がないため開放感が抜群に出ます。
エアライズタワーにマルエツプチが入居しており、徒歩4分の場所に24時間営業スーパーの西友があるため、物価も高くありません。
建物・内装
さすが坪500万円クラスの高級物件。天井高以外はかなり豪華です。スペックが高い湾岸物件と比べてもそん色ないかむしろ勝ってる。
- 天井高2500mm、プレミアムフロアの35Fは2600mm、最上階は3000mm
- サッシ高2100mm
- ボイドスラブ280~330mm
- スケルトンインフィル
- 天井カセットエアコン
- Low-E複層ガラス、かつダイレクトウィンドウ部分は保温のため二重窓設定
- 温水式床暖房
- 第一種換気
- 一次エネルギー消費等級最高基準の「5」
- クオーツストーンのキッチンカウンターとガス・IHコンロ選択制
- ラクセスキー
- ディスポーザー
お風呂はタイル貼り仕様でとても豪華でした。ガラスも埋め込みでカビが生えにくいとか。
(画像出展:プラウドタワー東池袋ステーションアリーナ公式Webサイト来場者限定より)
プレミアム仕様は更に天井高が変わり、リビングドアも美しい突板になって、キッチンは天然石仕様のジーマテック+グローエ水栓+ミレーIHコンロ、になってましたね。T-4サッシを採用している邦楽がありますが、これはやはり首都高や荒川線の騒音を予め想定しているからでしょう。
36階で248戸、標準階は8戸の設定ですので、かなり細いタワマンとなります。棟状比の関係で免震ではなく制震になったのでしょう。4つ角は角部屋になるので、角部屋率が50%、更に全体的にワイドスパン設定ですので、内廊下ながら全部屋行燈部屋が無いプラン(!)と、間取りは恵まれています。
また各階にごみ捨て場と宅配ボックスがあり、お忙しいご夫婦のためにつくりました、「時短」できます!と強調されていました。この他に地下2階にトランクルームが32基用意されています(大小それぞれ月額4500、6500円)。
次回は価格表と周辺相場、維持費と総評を掲載する予定です。
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