住友不動産が晴海地区に建設するツインタワー、DEUX TOURS(ドゥ・トゥール) CANAL&SPAのモデルルームがオープンした。のらえもん、事前案内会へ行ってまいりましたので報告いたします。
案内は、ジオラマ説明 → コンセプトムービー → タクシーにて現地案内 → モデルルーム → 商談という順番でした。
物件概要:
- 物件名: DEUX TOURS(ドゥ・トゥール) CANAL&SPA
- 総戸数1450戸・SOHO216区画、その他店舗2区画
- すぐ近くにオリンピック選手村計画有
- 免震52階建タワーマンション
- 都営大江戸線 勝どき駅徒歩9分
- 新橋まで専用シャトルバスあり
立地・周辺環境
ドゥ・トゥールは、晴海のほぼ真ん中に位置し、北側には運河、そして勝どき駅に現状徒歩8分、本物件運河向こうの再開発が終わると、地下鉄入口まで徒歩4分となるタワーマンションです。
52階建とかなり高い建物ですが、周辺はすでにタワーマンション計画があり、一部住戸のみが湾岸らしい抜け感のある眺望となっています。
本物件北側は、「勝どき東地区再開発」があり、こちらは平成32年ごろの完成です。北西側にはTHE TOKYO TOWERSが、南側には晴海三丁目西地区B棟(前田建設工業)が建設中となっています。
言葉では説明しにくいので、Googleマップに、いくつかの図面を重ねてみました。
図面の参照元:
1:ドゥトールランドスケープ説明
2:勝どき東地区再開発環境評価書
3:THE TOKYO TOWERSランドスケープ説明
4:UR都市機構・初美三丁目西地区再開発事業整備前後
↓クリックすると大きくなります
こんな感じで周りはタワーマンションだらけですね。図面には載せませんでしたが、THE TOKYO TOWERSの北側には「勝どき ザ・タワー」が建設中です。
建物はWEST棟・EAST棟とそれをつなぐロビー棟となっており、ロビー棟の上部は屋上緑化的になっています。共用施設は主に2Fに集中配置されています。
ドゥ・トールの共用施設低層部分一覧(クリックすると大きくなります)
画像出典:DEUX TOURS CANAL&SPA図面集より
1Fにはマルエツが入る予定で、雨の日もぬれずに入店できます。共用施設については、日を改めて紹介いたします。
眺望
方角は4方向、東・西・南・北です。現状、WEST棟34階以上からの案内しかしていないため、WEST棟・標高140mを基準としました。今後周りのプロジェクトが進展していく中で、かなり眺望が変化します。
その辺はモデルルームで聞いてください。
南方向は湾岸方向です。
東京湾が広がる景色・・・は、40Fよりさらに上くらいから見えると思います。豊洲東雲有明の夜景と、昼間は東京湾の開放的な景色を楽しむことができます。すぐ南側には33Fタワーマンションが建設される予定なので、目線を超すのはそれ以上、となります。そのさらに南側~晴海ふ頭まではオリンピック選手村が建設予定です。
西方 向は富士山・都心方向です。足元には環状二号線、北側は運河なので、前建てというほどTHE TOKYO TOWERSが近くにあるわけではありません。午前中は順光となってきれいな景色が見えますし、夕日が沈む富士山も楽しむことができます。
北方向は、都心・東京駅方面です。ただし、前述のとおりA1棟・A2棟で140mくらいだとふさがれてしまいます。WEST棟正面になるA2棟は200m弱離れています。運河が挟むので風通しは良いと思います。
東方向は、豊洲・東雲方面です。こちら側は、クロノレジデンス左隣にティアロレジデンスと三井晴海のタワーマンションが建つことになりますが、眺望の邪魔にはならないでしょう。こちら側は海とタワーマンションの眺望がバランスよく見られる景色と思います。
建物・内装
内廊下・免震構造・スケルトンインフィル・次世代ダイナミックパノラマウィンドウ採用と構造面ではかなり恵まれています。こちらより若干安い富久クロスと比較すると、内装面ではだんぜんこちらの方が上です。クロノ・ティアロと比べると・・・どうかな、私はクロノに軍配を上げますが天井高と全熱交換器以外はそれほど差がないかと。ちなみに東京都マンション環境表示はネット上で探しましたが見つかりませんでした。
- 天井高2500mm
- ボイドスラブ290mm・二重床二重天井
- バルコニー奥行2000mm
- タンクレストイレ装備
- ミストサウナ
- 御影石キッチン
- 電動レンタサイクル
目立つところではシティータワー武蔵小杉に引き続き、アウトフレームの次世代のダイナミックパノラマウィンドウを採用しています。そのため、従来天井窓側に梁がどーんと出ていましたがそれはありませんし、窓側に柱が出っ張ってないので、専有面積のロスが少ない印象です。
近くのシティータワーズ豊洲の間取りと比べるとよくわかります。
画像出典:シティータワーズ豊洲公式Webページより
もちろん、こちらの方が足元ギリギリまで建物のふちまで伸ばせるんですが、画像下側の柱と柱の間、天井部分に梁がどーんと出っ張ることになります。専有面積のロスも多く、住友さんとしてはアウトフレームにしたほうがよいという判断だったのでしょう。
ちなみに住友のマンション独自のカスタムオーダープラン対応なので、間取りはかなり自由が効きます。
価格・共用施設・維持費・総評など続きは次のエントリ以降で。
このマンション、うちの前に大きな広告看板があるので気になります。今度モデルルームに行ってみたいと思います。
>>ありきたさま
ぜひ、モデルルーム行かれたらご感想をお聞かせください!