中央区BRT/LRT構想が発展し、東京オリンピック前後で都心と臨海部を結ぶBRT計画となってからようやく、この日の目をみることができました。東京の臨海部は都心と距離が近くても南北方向の移動は有楽町線もしくはバス便のみ、という状態でしたがようやく第三の選択肢が出てきたことになります。
今回はプレ1次運行の開始となります。このため、停留所はわずか4つ。目玉の国産連結バスは朝6時台以外は新橋止まりであるので、今回は晴海→新橋に行ってみました。
TOKYO BRTの将来構想としては、
- 環状2号線を使ったスピード輸送
- 信号制御を伴い、運行時間を正確化
- 自動走行、走行支援
といったことが予定されていますが、現状は全部ありません。まぁ乗ってみたけど普通のバスですよね。晴海から新橋まで正味20分かかったし。
今回のプレ1次運行では、晴海から勝どきまでは晴海通りを通るため、時間も読めません。これは月島警察署のあたりはオリンピック開催時に使えないためです。さすがに勝どき→新橋の環状2号線区間は非常にスムーズでした。築地区間が地中化されれば更に定時運行も期待できるでしょう。
オリンピック開催後に、国際展示場・豊洲・豊洲市場・晴海フラッグと行き先は次々とオープンされていきます。真価はHARUMI FLAGの街開き後となりますね。なお、有明の人たちにとっては残念なお知らせですが、プレ2次運行では有明テニスの森→勝どきに一直線ですが、HARUMI FLAGオープン後はすべてこちらを経由する便になると聞きました。
のらえもんは引き続き、TOKYO BRTを応援します!
こんだけチープなら地下鉄計画の阻害要因にならなくてすみますね!