新年早々、湾岸マンション価格ナビさんのメルマガ会員に届く、今週の売り物件一覧が多いとTwitterで評判になりました。
湾ナビから。
これはアカン。売りの嵐 pic.twitter.com/jbcvHDVTAf— 都心湾岸丸bot (@tokyo_jcs) 2019年2月1日
(マンション価格はさがってくるかな・・・投機タイムは終わりそう) https://t.co/Yf7okSuwrT
— たふたふたふ (@taftaf_taftaf) 2019年2月2日
中国やばいんだな。 https://t.co/Q0KJ3igNCO
— 隅田川観察おじさん (@naokiwa2) 2019年2月2日
まぁ、この結果で「中国がやばい」と連想するのはちょっとな。
もともと、私は2019年に売り物件が増えると予想してました。
根拠は第六感。というわけでも無いんですが、2018年の後半から湾岸中古タワマン在庫の顕著な不足が観測されて、従来より1割程度相場が上がったマンションもあります。こうイケイケな状態になると、湾岸は”潜在在庫”、つまり賃貸売買両睨みの人も多いので、値上がりするのとオリンピック開催を前に売り物件が増えると読んでいました。特に投資オーナーや転勤で引っ越された方にとって、2019年って手放すのにちょうどいい時期でしょう。オリンピック後には大規模修繕工事も始まってきます。
ただ、この程度の売り物件の増加では、在庫不足を解消するほどのインパクトはなく、少なくともあと100くらいは在庫が出ないと2017年くらいの水準には戻らないかと思います。引っ越しシーズンなので、ここ1,2ヶ月くらいは新規売出し物件がまだまだ増えると読んでいます。
僕のエリア内である東京都湾岸エリアの在庫は減少傾向であり、むしろ「売り物が少ない」と嘆く声も同業者からも出ている。
蓄積しているデータを再確認したところ、湾岸エリア(湾岸マンション価格ナビ登録物件限定)の2017年8月中旬の募集物件総数が482件に対し、現在の募集総戸数は342件となり、前年より-140件で約30%在庫が減っているという結果となった。
在庫がないのは何となく営業をしている感覚から感じてはいたが、数字で出すと予想以上に減っていて驚いた!
エリア毎に見てみると、特に豊洲の在庫が減少傾向で、183件から107件に減少しており、約40%少なくなったという結果に!
ふじふじ太’s blog「湾岸エリアの募集物件が減少している」より
湾岸タワマン中古と周辺新築にはそこそこ乖離があり、これからも新築マンションが立つことから、実需の需要は底堅いものがあると思っています。良くも悪くも価格が可視化された湾岸地区で、急速に1割も値段が上がったことが驚きでした。
この1年は、これから価格発表がされていくブランズタワー豊洲やHARUMI FLAGといった新築マンションの相場動向を見ながら、良質な周辺中古タワマンとの比較検討される方たちが多いでしょうね。2010年前後に建ったマンションが多いので、10年の住宅ローン減税も終わり、そろそろお引越しと考える方も多いそうです。
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