新築・中古問わず「特定の物件を推奨することのない中立な住宅相談」と「金融機関に属する事なく投資や保険などを販売する目的で行わないFP相談」を一括セット&有料にて行う日本初のサービス、「住まいスタジアム」。
私のブログに挙げた事例がマニアックすぎるということで、しばらくは普通の(?)方の相談事例を取り上げさせていただきます。なお、事例はすべて匿名化させていただいております。
住まいスタジアム住宅相談部分の機能
本サービスのユニークなところは、FP相談と住宅相談をセットにしたところです。このサービスをご利用される方は、住宅購入選定に悩んでいらっしゃる方となりますが、お客様の悩みを分析すると3つの段階に細分化されます。
1:そもそもどの街・マンションを選んで良いかわからない
2:そろそろマンションを購入しようと考えたのだが、この新築(中古)マンションと別の物件で悩んでいる
3:気に入った物件があるのだが、フェアバリューだろうか。割高な買い物になっていないか
有料相談という性格上、1の段階でご相談に来られる方は希で、基本的に2か3の段階に進まれています。
1の段階で来られた方も数名いらっしゃいます。こうした方については、ヒアリングをした上で希望条件をお聞きし、指針となる考え方についてお話しさせていただきます。そこから住宅探しに入るのですが、、、偶然かもしれませんが、ログを見る限り、実は1の段階で来られる方が一番早く意思決定をされます。
2の「どの物件にしようか悩んでいらっしゃる」お客様に対しては、基本的に個人的趣向の是非判断までは踏み込めませんから、いくつか迷っていらっしゃる物件、また気になる物件を挙げていただき、そちらに判断材料となるショートコメントを送付して、意思決定を手助けさせていただいております。資産価値について特に悩みが深い方には、更に10年後の将来価格予測レポートを送付させていただくこともございます。
3の「すでに気に入った物件がある」という方については、該当マンションの資産性についてチェックさせていただきます。その際、将来の資産価値について懸念がある場合には素直にお伝えすることにしております。その結果、別の新築マンションに移行された方もいらっしゃいますし、もうすこし職場が近い街の中古マンションから購入された方もいらっしゃいました。
超短期決戦だったDさんの事例
「いまの社宅は会社から遠い、もっと近くに越したい」とDさんが奥様を連れて来られたのは夏の終わりごろでした。ただし、日本橋にある職場近くの住宅土地勘はなく、また相場観もなかったため、住まいスタジアムのサービスをご利用されました。FPサービスでは、お二人のご年収とこれからのライフスタイルより、住宅購入の予算目安をお伝えさせていただき住宅相談のフェーズとなりました。
まだ新築モデルルームも中古マンションの内見もされたことがない、とのことでしたのでマンション購入について一通りレクチャー後、会社近くの中古マンションについてピンと来られた物件があったらお知らせしてほしい、とお伝えしたところで相談時間が来て初回面談を終了となりました。
Dさんは3日後に大手ポータルサイトで検索された会社徒歩圏の物件を8件送って来られました。
こちらの8件については、直ちにショートコメントを送付したところ、週末に評価の良かったいくつかの部屋の内見にすすみ、そのうち最も気に入った物件に翌日買付をされました。来社から買付まで10日という超短期決戦でした。
Dさんは、上記で言うところの1と2の間、「住宅を購入する腹は決まっている。そして、街については決まっているのだが、買い方がわからない。資産価値についても意識したい」という方でしたので、こちらのショートコメント送付がとても意思決定に役に立ったとおっしゃられておりました。
Dさんのような超短期決戦で住宅購入まで進まれる方は、全体の約2割です。
ご自身の中で尺度が明確に決まっていらっしゃる方でしたので、こちらもレスポンス良くサービスを提供することができました。次回は、3のパターンに当てはまる事例をご紹介いたしましょう。
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みなさまのご利用・ご予約お待ちしております。
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