新築・中古問わず「特定の物件を推奨することのない中立な住宅相談」と「金融機関に属する事なく投資や保険などを販売する目的で行わないFP相談」を一括セット&有料にて行う日本初のサービス、「住まいスタジアム」。
私のブログに挙げた事例がマニアックすぎるということで、しばらくは普通の(?)方の相談事例を取り上げさせていただきます。なお、事例はすべて匿名化させていただいております。
(写真は題意とは関係ありません)
前回の投稿では「住宅購入相談において、お客様の悩みを分析すると3つの段階に細分化される」と書きました。今回はその続き、パターン3の「気に入った物件があるのだが、フェアバリューだろうか。割高な買い物になっていないか」とご相談されたお客様の事例を取り上げます。
通勤距離や街を妥協しようとしていたEさんの事例
Eさんが住まいスタジアムに依頼されたのは5月でした。
Eさんの勤務先は日本橋、購入するならいまの賃貸よりも時短がしたいため、できれば勤務先から”ドアtoドア30分以内の物件”がいいと考えられていましたが、自分で探しても広さ・日当たり・駅距離などにも迷ってしまいなかなか希望通りの物件は見つかりませんでした。そこで、通勤時間を犠牲にすれば、マンションを購入できるのではないかとお考えになり、東京北部のとある竣工済み中規模新築マンションのモデルルームを訪問されました。
「このような物件は二度と出ない、今がチャンス」と申し込みを焦らされるような営業を受け、申込み寸前だったEさん。しかし、最初に気になっていた通勤時間と、竣工済みで今まで残っていたマンションの今後の資産価値が気になります。そこで、住まいスタジアムの予約をされました。お悩みは2点、「いま検討している新築マンションの今後の資産価値的にどうだろうか」「他に良い物件はあるか」でした。
住宅購入相談フェーズでは、まずその方の本当のニーズは何なのか、ヒアリングをさせていただきます。
ヒアリングの結果、Eさん自身は新築物件がマストではなく、また意思決定を焦らされていて、納得がまだついていない状態でした。今後の資産価値的にも微妙な判定の物件だったため、申込み寸前でしたが「止めたほうがよい」と進言させていただきました。そこで広さや新築にこだわらず、対象を拡大すれば希望地に買えるとアドバイスして、いくつか他の物件を当たることになりました。
その後のやり取りの中で、中古と新築をバランス良く検討されたEさん。
職場への通勤時間と広さの条件をギリギリ満たす新築物件のモデルルーム訪問したところ、若干の値引きの提案もあったとのこと。こちらの物件については、値引きを考慮すれば前回の物件よりも手堅いことから前向きに行くよう進言し、また同時に交渉術を送付させていただきました。
結局、Eさんは交渉の結果、更に値引きを引き出して購入することとなりました。満足の行く買い物ができたとの丁寧なご連絡もいただきました。
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Eさんのように、「営業に焦らされて契約寸前」というお方は一定数いらっしゃいますが、契約してしまうと自己都合キャンセルすることは難しいものです。一生に一度の買い物、深く納得して購入するためにも、何か引っかかるところがあれば、契約のハンコを押す前に、プロのファイナンシャル・プランニングと偏りのない住宅相談サービスを受けられるのはいかがでしょうか。
ご予約お待ちしております!
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