新築・中古問わず「特定の物件を推奨することのない中立な住宅相談」と「金融機関に属する事なく投資や保険などを販売する目的で行わないFP相談」を一括セット&有料にて行う日本初のサービス、「住まいスタジアム」の事業プロデュースから、はや2ヶ月が経ちました。ありがたいことに大変ご好評を頂いており、スタッフ一同ほっとしているところであります。
そこで、実際どのようなサービスを行っているのか、サービスを受けられた方の実例を許可を得た上で匿名化してご紹介いたします。
サービス実例1:駅チカマンションへの移動
Aさん家族プロフィール:Aさん32歳(年収900万円)・奥様32歳(専業主婦)・お子様1歳
Aさんは現在IT系コンサルタントのご職業についていらっしゃいます。年収は若くして900万円、そしてこれから収入はまだまだ伸びていく見込みです。学生時代からお付き合いされていた奥様と就職後ほどなくして結婚。20代中盤でマンションを購入されました。しかし日当たりなどの条件を最優先したため、駅から若干遠いマンションをご購入。現在の住まいには特に不満があるわけではないのですが、じきに奥様が専業主婦からお仕事へ復帰されることを考えると、今の地域で駅により近いマンションの方がより快適に住めるのではないかとお考えでした。しかし、昨今の相場上昇もあり当時より物件価格は高くなります。当然、住宅ローンも月々支払いが高くなります。そこで、
1:今回検討している住戸の判断が妥当か
2: 初めての住み替えとなる為、住み替えにおける注意点や検討すべきポイント
を相談したいと、住まいスタジアムに相談申込されました。
事前にメールのやりとりで、現在とご検討されているマンションの情報や、諸条件についてヒアリングをさせていただきました。
対面アドバイザーのお二方から寄せられたAさん相談概要をここに記載します。
住宅アドバイザー三井先生のアドバイス
ご検討のマンションについて詳しく述べてしまうと、個人情報をそのまま明かしてしまうことになるので下記はかなりぼかして書いています。ご相談者のひとつひとつの疑問にお答えするにあたり、経験値とデータに基づき根拠を提示、また社会構造や人口変動などを踏まえた将来展望まで1時間半に渡ってお話させていただきました。
・ご検討されている住戸は、眺望についても問題はなく、日照も確保される高さです。適当な住戸だと考えます
・間取りに大きな欠点はなく良い間取りです。いまお住いの住戸よりも良好です。
・PSが端部にあるため、将来の間仕切り変更がしやすく、収納も確保されています。
・ご検討されている建物の10年後リセールバリューは上の下、5段階評価で4です。今の相場環境下では申し分ないものです。
・ご所有のマンションは住んでからまだ浅く、残債がまだ多い状態ですが、現時点の売却であればさほど損をすることはありません。ということで、Aさんが今の住戸から住み替えたいとお考えであれば、私は積極的におすすめいたします。
・お住いのマンション売却についてもアドバイスをさせていただきました。
住宅FP山田のアドバイス
Aさんは現在年収900万円ですが今後、大幅な収入アップの可能性が高いとおっしゃられていたので、CF表パターンについては、今回かなり多くのシミュレーションを丁寧に行わせていただきました。作成したCF表は以下のとおりです。
1:収入が300万円アップして住み替えた場合
2:収入が600万円アップして住み替えた場合
3:収入がいまのまま推移して住み替えた場合
4:収入が300万円アップして、子どもが一人のままの場合
5:収入が300万円アップして現在のマンションをすぐに売却した場合
6:収入が300万円アップして現在のマンションを10年賃貸に出し、その後売却した場合
7:マンション購入予算を更に500万円積んだ場合
8:いまお借入中の住宅ローン変動金利が3%になった場合
すべてのパターンを作成し、検証を行いました。
基本的には、いまお車をお持ちでなく、今後もお買いにならないのであれば住み替えても余裕のある予算という判定になりました。Aさんは優秀な方ですので、私から見ても今後の収入アップについてはかなり確度が高いと見ています。
蓄財については、既に証券を上手に活用されているため、今後は収入アップに伴い重い税負担がかかってきます。そのため、節税面にも目を向けると良いでしょうとアドバイスさせていただきました。具体的な提案事項については、2回目の対面相談にてご説明いたします。
−−−
いかがでしょうか?
Aさんの相談後のアンケートではまだ相談2回目が終わっていない段階ながらたいへん高い評価点を付けていただきました。情熱的なご回答や具体的な改善ポイントまで列挙していただき、さらに事例に取り上げても良いとのこと。たいへんありがとうございました!
ご予約お待ちしております!!!
この記事へのコメントはありません。