購入検討初心者シリーズ

マンション購入検討初心者シリーズ 間取り・その1

 

私のブログは勝手に初心者~中級者向けの情報(私自身が中級者のため上級者向けは書けない)と思っていましたが、そういえば初心者向けの情報をあまり書いていないことに気づきました。最近、間取りについてメールで意見を求められたこともあり、「マンション購入検討初心者シリーズ」と題しまして、間取りや構造、住宅ローンや管理組合などについてつらつらと書いていきたいと思います。

間取り:

マンションを買うということは、建物内の空間を買うのとほぼ同義となりますが、複数人が生活する場である以上、仕切りが必要です。仕切りで空間を区切り、部屋や収納といった機能を付けていきます。これを間取りと言います。間取りの巧拙は、住み心地に直結しますが、たいていの場合、間取りありきではなく経済的に建てられる建物の形状がまず先にあり、そこに専有空間をはめていき、最後に間取りを決めます。

よく”田の字”と言われる間取りの一例を見てみましょう。

brillia_tatsumi_typeS-ga

南面2室・北側2室の3LDK配置が田の字に似ているのでそう呼ばれます。

この間取りの最大の利点は、南側を家族のパブリックスペースと考えた場合、逆側にプライベート空間を別個に2室つくることができる点です。更に南北に採光通風用の窓が取れますので、風通しに不便しません。

最大の欠点は、廊下が長く、また玄関とリビングがまっすぐ筒抜けということです。廊下に面した部屋はプライベート性に欠けるとも言われています。
我々は空間を買うわけですが、廊下は物を置けず部屋ともできないデッドスペースとなります。そのため、90/100㎡といった広さならともかく、70㎡程度のスペースなら廊下スペースは極小のほうが都合よいことが多いです。

ちなみに長谷工コーポレーションが施工を担当する物件はこの間取りがほとんどです。長谷工は”経済的な”マンション建設を得意としており、この間取りに適した建物形状を選択するのがもっとも建設コストが安く、効率が良いからです。また専有部の縦横比は1:2程度が多くなります。

もうすこし間口を広くする、つまり上図でいうと横幅を広げるとどうでしょう、リビングの横幅が広がり、3室分の空間を取れるようになります。

だいたい8m程度から3室分とれるようになりますが、8m幅だと若干縦横形状が辛い間取りが多くなります。のらえもん的おススメはスパン幅9mで3室をとった間取りとなります。

スパン幅が8.1m

brillia_ariake_citytower_plan01

スパン幅が9m

brillia_ariake_citytower_plan02

上下比較してみると、9mの方が無理なく3室取れていますね。

同じ面積なら、横幅が広い=バルコニーに接する面が長い方が縦側の長さが短くなり、結果廊下面積が圧縮されるという効果もあります。空間効率が高まる代わりに北面2室のようなプライベート個室はなくなり、すべてがリビングから出入りする間取りとなります。

もちろん、バルコニーが広く取れるというのもメリットの一つです。

次回は、行燈部屋・センターイン・柱と梁についてお話ししましょう。

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