シティタワーズ東京ベイの物件概要が更新されて、今まで見たことがないような販売スタイルに突入しています。
(住友不動産の物件の公式Webサイトはだいたい文字の圧が強め。しかしマンション物件ブログは女性が書いていらっしゃるのか、☆や♪を多用していて雰囲気が全く違います。)
普通のマンションの販売は「期分け」といって、スケジュールを区切って売主が指定した限られた住戸の申込みを受けつつ、締め切り時に抽選を行って分譲スタイルを取ります。この期分けは、効率的な販売を実施するため、と言われています。広告経費のメリハリ、販売センターの人員と広さの制約、重説会などで一斉に重説が可能、広告に掲載する目玉住戸を複数期にわたって取っておける、などの合理的な理由が存在します。
期分け分譲で、申込みが入らなかった住戸や、キャンセルがあった住戸に関しては、「先着順販売」となるのが一般的で、一度販売として売り出したものをもう一度抽選に入れることはありません。
シティタワーズ東京ベイの物件概要を見て、住友さん思い切ったことをするな〜と思いました。上が期分け販売した結果、申込みが入らなかったまたはキャンセルされた住戸の累積、下は第3期6次の販売概要となります。
見て分かる通り、第3期6次はすべて先着順申込受付で、すべて販売してしまうのです。今までの117戸+今次の376戸=493戸ですから、ウエスト棟とセントラル棟すべてを、申し込みが入った時点で販売するということのようです。ここで、買いたいという方が五月雨式に殺到するなら、販売センターはパンクしてしまうでしょうけど、この価格なら現状の人員でも対応できる、ということでしょう。もう一つの棟は、2020年以降の販売なのか、誰もわかりません。
建物自体はほぼ完成して、上部を除いて外観はほぼ見られるようになりました。ライバル物件だったパークタワー晴海も同じように姿を表して、東京湾岸の新しい棟がまた完成したという感じがあります。
東京オリンピック開幕式まであと580日。それまでにどれだけ売れるのか、注目です。
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