ブリリアタワー上野池之端・モデルルーム訪問その2の続きです。前回は共用施設と予定価格を紹介しましたが、今回は総評となります。
モデルルームのコンセプトムービーは二つ、最初のムービーでは立体的に上野池之端の歴史的経緯が語られます。なかなかこれが面白かった。
上下二段で照らしますし、陰影をうまくつけたり、模型が飛び出してきたりと仕掛け満載です。
維持費
管理費は平米当たり370円、修繕積立金は同97円でした。他に町内会費300円にインターネット利用料が1,375円徴収されます。最初の5年間維持費の目安は71.34平米住戸で34,995円となります。
駐車場使用料は41,000~43,500円。駐車場361戸に対しての101台で付帯率28%はこのブログで過去紹介したタワーマンションの中でも最低となりました。この立地なら電車でもタクシーでも十分な場所ですが、セカンド需要なら駐車場が必要なのかな~と思いますが、いかがでしょうか。また、駐輪場の合計はレンタサイクル12台を含んでの480台で、戸あたり2つもありません。
私は庶民なのでこの立地なら自転車があるとめちゃくちゃ便利なのになーと思ってしまいました。坂が多いエリアですけどね。
総評
唯一といっていい立地ですので、指名買いもかなり入りそうです。実際、台東区・近隣の富裕層と思しき人たちをモデルルームでたくさんみかけました。予定価格表示時点での推定物件平均坪単価は430万円となります。
このブログの想定読者層では・・・というところですが、西~南西角向きなら320~360くらいの坪単価の部屋もありますので、物件高騰の昨今では眺望があまり望めないとはいえ、日本橋◎◎町あたりの眺望無し小粒マンションとほぼ変わらないか、むしろ割安な値段でも一応「買える」ところとなります。あちらは中央区、こちらは台東区という違いはありますが。
日本橋エリアと比べるなら、あとは、この上野池之端という立地が好きかどうかでしょう。正直、山の手線南側とはだいぶ違いますし、最寄の上野公園と代々木公園の客層はぜんぜん違います(笑)不忍池南側はいわゆる湯島エリアでラブホもちょっと年齢高めのパブもいっぱいあるところです。湾岸とは間逆の環境ですね。それを含めて、魅力ある立地と思うなら、ここは買い!だと思いますよ。近隣タワーも下限坪330くらいで取引されていますから。
不忍池遊歩道から池之端三タワーを見る。左から「パークタワー上野池之端」「シティータワー上野池之端」「ルネッサンスタワー上野池之端」。ルネッサンスタワーは東京建物が売主に入ってます。
ちなみにミニ戸建てでも良いなら、ここからほど遠くない池之端アドレスの立地で、西向き低層60平米の価格で、車庫付き戸建が買えたりします。(検索結果)結局、住まいに何を求めるか、という価値観が試されますね。
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