江東区が有明第二小・中学校の実施設計と施工を委ねる共同企業体を公募型プロポーザルで選びます。これに伴い、区役所のWebページで基本設計図が公開されています。
概要についてはしばらくの前のエントリを参考いただくとして、今回の資料で明らかになったことを中心に書き出します。
平面図・立面図・断面図の一部
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吹き抜けもある豪華な校舎計画ですね。貯木場があったことから木を使うと江東区長は明言していましたが、基本的には鉄筋構造で一部鉄骨と木の混合構造のようです。
小学校・中学校の入り口と北東部分には地域交流広場が設けられるようですが、そんなに広くはないですね。
なんと120億円!小中一括工事に設計費を含むとはいえ、空前の予算規模です。確か、豊洲西小の建設費は通年使用ができる温水プール付きで総事業費44.7億円だったはず。約三倍の規模まで膨らんだということで、相当豪華な校舎になりますね。
しかし、それでも基本条件の1番にVE(バリューエンジニアリング)の考え方に基づいた提案を行うこと、と書かれています。
建築費の高騰で、この予算でも足りないのではないかと危惧しているということですね。
有明第二小学校中学校5F建て 120億/24500*0.3025=161万円/坪
豊洲西小学校4F建てB1F 44.7億/12051*0.3025=122万円/坪
1.3倍 将来建築費高騰?