大ニュースです。
交通政策審議会にてJR東日本が、羽田空港アクセス線構想の説明がありました。先日お伝えした、JR東日本の株主総会で説明された案が早くも議題に載った形です。
事業費は3200億円で、JR東単独ではなく、国と都の費用分担を求めていることから、実現できるかは微妙ですが、湾岸民にとっては大きなニュースとなりました。
画像出典:ケンプラッツ「羽田アクセス総取りか、JR新線3ルートの全貌」より
設計手続きに3年・工事に7年、完成までに10年かかることから、東京五輪には間に合いませんが、上図のように、羽田-東京貨物ターミナルの地下路線が完成してしまえば、りんかい線経由までの線路がある新木場ルートは先行開業する可能性も報道されています。羽田空港暫定駅(1km手前・ピストンバスで輸送)を作る計画ですね。
のらえもん的にもう一つの注目点は、
このアクセス線により、りんかい線〜新木場経由〜京葉線の直通ラインができるのではないかという淡い期待です。該当のケンプラッツさんの記事でも「終点の新木場では線路が京葉線方面につながっている」と記載されています。
ただし、りんかい線の料金回収が困難になることから、微妙かもしれませんね。京葉線から羽田空港への直通電車が出ることになったら、りんかい線内は通過する快速列車となるかもしれません。
この計画で大きな影響を受けそうなのは、中央区が構想している「日比谷線南延伸構想」です。日比谷線東銀座駅からそのまままっすぐ晴海通り沿いに南下し、東京テレポートを経由して羽田空港へ向かう?という構想です。東京ルートと新木場ルートが完成してしまうと、羽田空港に接続するという錦の御旗が無くなります。
国際展示場駅もしくは東京テレポート駅に接続するってのはありますが、費用にかかるほどの便益がありますかね。。。
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