GWにザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンスのモデルルームに訪問しましたので報告します。
クロノレジデンスの1期以来なので久しぶりです。
物件概要:
- 物件名: ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス
- 総戸数861戸、棟内にサークルKサンクスのミニショップ、保育園
- お隣は入居済み、兄弟マンションのクロノレジデンス
- 免震49階建タワーマンション
- 都営大江戸線 勝どき駅徒歩13分・有楽町線月島駅徒歩13分
- 月島・東銀座(朝)・日本橋・丸の内(昼)・銀座六丁目(夜)へシャトルバス運行予定
立地・周辺環境
ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンスは、晴海の南中央部に位置し、晴海通りからは一歩奥に入った場所にあります。本物件最大の特徴は、運河沿いの公園と一体化した開放感です。南側と東側については、幅470mの運河に面しておりますので、基本的に眺望が変わりません。ただし、東側には三井不動産が計画するタワーマンションが建設予定です。配棟計画はクロノ・ティアロに準ずるので完全なお見合いの心配はいりませんが、それなりに留意する必要があります。
西側は70m先に100mのオフィスビルがあります。北側は広大な空き地がありますが、100m程度のオフィスビルが数棟建つのではと説明がありました。現状は都有地となっており、具体的な計画はありません。
ガチンコライバルとなる勝どき・ザタワー建設地から歩いて行けるくらい近い場所にありますが、建物の密度はだいぶ違いってゆったりとしています。
画像出典:ザ・パークハウス晴海タワーズ ティアロレジデンス公式サイトより
本マンションはリチャードマイヤー氏がデザインした折り紙をイメージした白とガラスを基調としたデザインとなってます。竣工済みのお隣クロノレジデンスを見ると、透明なガラスバルコニーと白い壁が前面に出ていて、超規模の割に圧迫感が少なく軽やかな印象を受けました。
施工は鹿島建設。本マンションも免震構造となってまして、モデルルームでも防災に力を入れていることが強調されます。
眺望
4方向・30階100mあたりを基準に考えてみました。本物件は、東西南北4方向とそれぞれの角部屋があります。
南向きは運河・臨海副都心方向です。
(すべてのCGはクリックすると大きくなります)
目の前は公開空地と一体化した遊歩道となっており、その先は広々とした運河が広がります。ベランダに出ると、右手のクロノレジデンスが見えてくるはずですが、部屋からは見えないようです。日照を遮る要素はありませんし、広々とした開放感が楽しめるでしょう。
西向きは晴海勝どき方向です。70m先にオフィスビルが建っています。
その頭上を越えたところに富士山が見えてきます。上階になれば、夜景がきれいな方向のようです。圧迫感は感じないでしょうけど、開放感で言えば南・東には劣るでしょうね。
100mくらいのシミュレーションを見ると、開放感もあって思ったよりいい方向だな、と思いますが、目の前の都有地がありますのでリスクはありますね。
東向きは豊洲方向です。
東向きは三井不動産がタワーマンションを建設する予定ですので、眺望が一部塞がれます。
まだ確定していませんし、部屋の位置によっても違いますが、向かい側のパークシティ豊洲A棟(つまり大きい方)が隠れるのではないでしょうか。
建物・内装
内廊下・免震構造・スケルトンインフィル・全熱交換式換気システム・リビングに天井カセットエアコン付と構造面では、クロノと並びリーマンショック後に売り出された湾岸タワーマンションの中で一番のスペックでしょう。リビング天井高2700mmは他にあまり見ない高めの天井です。天井カセットエアコンは近頃あまり見られなくなってしまいました。坪300万円近いマンションから上は、高級感の維持のためにも、カセットエアコンはつけてほしいんですけどね・・・
建設費高騰で内装スペックを意図的にダウンさせているマンションが多い中、クロノから一切落としていません。高級感は感じますね。
- リビング天井高2700mm(一部分)
- スラブ厚300mm・二重床二重天井
- サッシ高2200mm
- 複層・DW部分はLow-eガラス
- リビング天井カセットエアコン付
- スケルトンインフィル
- 全熱交換式換気システム
- 御影石キッチン
- オール電化
ちなみに、勝どきザタワーは貯湯タンク置き場が部屋の中にありましたが、こちらは外にありますし、専有面積には含まれません。
価格・共用施設・維持費・総評など続きは次のエントリ以降で。
まあ、公式HPを見れば誰でも分かることですが、Low-Eガラスは「前面にバルコニーのない窓のみ」です。つまり事実上角部屋の一部の窓のみです。天井高2700mmという数値はデベロッパーが宣伝に使っているものですが、実際は織り上げ天井と下がり天井により2700mmの高さがあるのはリビング居室内の一部分のみです(「一部のみ」というのらえもんさんの記述がそれを指しているのであれば申し訳ありませんが、一部の部屋のみなのか天井の一部分のみなのか分からずあまり明確とは言えない書き方とも言えます)。「天井高2700mmは他にあまり見ない高めの天井です」という書き方から居室内の天井がフラットに2700mmの高さだと受け取ってしまう読者もいるでしょう。最大高2700mmあまり見ないとはいえ2650mmのフラット天井の物件はSKYZ, BAYSを始め最近の湾岸物件には多くあり、マンション検討者にとってはあまり親切な情報提供の仕方ではないですね。
相変わらず晴海タワーズになると妙に客観性を書く記述が目立ちますので一応コメントしておきます。他意はありませんのであしからず。
>>客観的に書きますさん
Low-EガラスについてはDW部分と追加させていただきました。
2700mmについては一部のみと書いたのは、おっしゃる通りの意味ですが、明確ではないととらえられるならリビング天井という言葉を追加しましょうか。
2650mmの天井高はいくつかの湾岸物件で見られますが、天井カセットエアコンと組み合わさったものではなく、ウリに挙げてもいいんじゃないでしょうか。
SKYZは天井高最大2600でフラット天井ではないですし、BAYZはフラットですが天井高2500ですね。
クロノ、ティアロの天カセエアコンで最大2700の天井高は十分、他湾岸物件と比べて優位性となっているかと。
下がり天井が我慢できてもサッシが少ない件はちょっと
暇な人もいるもんですなぁ。
のらえもんさんも想定読者を設定されているだろうし、そもそも購入意思のある方々は物件の公式HPを確認した上で、のらえもんさんブログに辿り着いていると思います。普通ならこの順番でしょう。のらえもんさんが記載されている温度感で想定読者は理解されていると思います。あくまでも個人のブログなんですから、何でそんなに細かいフレーズや言い回しに対して分かり辛いとか固執するんですかね…正しい情報や詳細が知りたければ確認する術なんて当然知っている方々でしょうし、公式HPとか見りゃいいだけの話。これだけ情報が氾濫している中、自身で必要な情報を整理すればいいだけです。
客観的に書きますさんは客観的に見て
わざとらしいですね(笑)
最近はどの物件も天井高が低くなってきてることは常識なのに…
今考えるとフラット2600のパークタワー東雲が一番コストパフォーマンス良かったかな。天カセはすっきりはしますが、壊れた時の修理費が高額。ランニングコストを考えると並みのサラリーマンが手を出すのは躊躇します。でも晴海は今後の交通に期待できますね。
クロノ、ティアロがハイスペックなのは、のらえもんさん筆頭に、マンション好きの間では、有名な話ですよ。駅から遠いからハイスペックにしないと売れない、埋め立て地で土地が安い、三菱に代表するタワーがなく、ここを代表作にしたかったと、思惑が重なったためと思われるます
のらえもんさんが、晴海タワーズに肩入れしてるという意見がお粗末だったので、ついコメントしてしまいました。
勝どきビューや勝どきタワーみれば、納得してもらえるはず
現クロノ居住で、地所のタワーには二物件住んだことがあります。他のタワーも色々見ていますが、同等クラスのタワーと比較すると、全般的に地所は建物や特に設備のスペックが高いと思います。
特に、熱交換付の一種換気は今時なかなか付けない設備で、住んでみて快適性がわかります。
天井もそれなりに高いに越したことはありませんが、5センチ程度は大した話ではないです。
なんだかんだいっても、晴海タワーズ関連のブログは圧倒的にコメント数が多いですよね。賛否あるとはいえ、それだけ注目度が高い物件だということかなと思いました。
フラットで2700mmとは思いませんでしたよ。
内廊下、全熱交換、天カセはやはりスペックが高いと言えると感じました。
確かにパークタワーのフラット天井は綺麗でしたね。