タワーマンションの場合、ロビーが吹き抜けになっていたり2階に共有施設が入ることが多く、その部分に住戸があると天井高や窓が高く設定された部屋が作られます。
売主はこのフロアをプレミアム階として扱い、上階よりも高い値段で売り出しますが、中古になった場合この階高は眺望ほど価格に影響を及ぼしません。よってここに歪みが生じています。
低層階ゆえあまり眺望には恵まれないかもしれませんが、タワーマンションは上階のラウンジ等で眺望を共有できる造りになっていることが多く、価格が相対的に安いため予算が限られている場合、同じく眺望に恵まれない3~5Fなどの部屋よりよい選択肢になりえます。
例えば、有明のガレリアグランデは3F部分にプールとジムが設置されており、この階の住戸は天井高が非常に高くとられてます。マンションの低層階としては珍しいロフト付住戸となります。
天井高が高いと冷暖房が効きにくいというデメリットもありますが、ロフトを納戸としてあまり使わないものをしまうスペースとして活用すれば部屋を広く使うことができます。
3階・北・1LDK+DEN 63.99m2 3,400@175.3
(Yahoo不動産に載っていません。ノムコムさんのリンクです)
3面バルコニーとはいえ北向きなので日当たりはよろしくありませんが、窓が他のフロアより大きいので明るく使えると思います。リビングはあまり広くないので、天井が高いと相対的に壁面積が大きくなります。リビングの片面に大き目の柄付壁紙を貼るといいかもしれません。
ガレリアグランデは最上階にバーと空中庭園が用意されているので、眺望は上階の共有施設に行けば楽しめると割り切ればよい選択肢と思います。
(私はこの売主や野村不動産と一切の関係はありません)
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