週末に、銀座に用事があったのでついでに無印良品に立ち寄ってみると、有楽町家センターの展示がありましたので、ブログ趣旨とは少し変わりますし、マンション以外ほぼ見たことが無い専門外ですが(・・・別にマンションも専門ではありません)、せっかくなので報告します。
有楽町家センター・モデルルーム間取り図(クリックすると大きくなります)
モデルプランは
建坪57.13㎡、1F床面積41.41㎡・2F床面積38.92㎡とかなりの狭小プラン。
狭さをカバーするための工夫がそこかしこに見られました。
ちなみに、オプション無しの通常プランで1800万円
モデルルームのオプション有りプランで2800万円でした。
うーん私、素人なんでわからないのですが、外装がガルバリウム鋼板で固め、一番安く済む傾斜のない四角形状でこの価格は少し高くないですか?スケルトンインフィル対応でガラス扉が大きく取れるのSE工法とはいえ、外側はローコスト住宅のようでなんとなく安っぽい。
モデルルームの内装は、オプションで固めているということで、非常によく感じました。特に床面や2Fの質感はかなりいい感じ。ただし、1F部分の木のパネル壁は、実際に見てもらえればわかると思いますが、私のような素人目にはあまり質が高いように思えませんでした。
このブログの読者様はほとんどがマンションを検討・もしくはマンションに住んでいる方がほとんどでしょうけど、こうした自然感を前面に出す内装・インテリアチョイスはアリだと思うので、有楽町へお出かけの際には、参考に見てはいかがでしょうか。
1F奥のキッチンカウンター横から玄関側をとりました。窓面が3面あるので、床面積の割には明るく広く見えます。
逆側、リビングからキッチン・ダイニングを撮影しました。こういうキッチンカウンターを天板1枚板として、下面を隠さず、収納としてしまうのは最近の流行でしょうか。手作り感が出ます。ただ、あまり庶民的なマンションでは見ませんけど。
キッチンカウンターを少しだけ幅の狭いものとして、隣に移動式作業台を置くのは実際の運用を良く考えてみるとアリですね!
キッチンカウンター下側部分。覆って、収納にはわざとしていないのでしょう。こういう割り切りはIKEAキッチンでも良く見る形です。
ダイニングとリビングは仕切らずに、吹き抜けとしています。リビングとその上階部分にも窓枠を設けているので非常に明るく感じます。ただし、もしこの面が南でしたら、春~秋にかけてはとても暑いでしょうね。断熱的にも不利でしょう。
2Fへと上がる階段です。狭小住宅なので、階段はあえて仕切らず、手すりもアクリル板をつけて透明にして広さを出しています。この辺もテクニックでしょうね。マンションのモデルルームでも狭小2LDKやDENなどで、アクリルやガラスの扉をつけた狭い書斎を良く見かけます。
2F寝室部分。2方向に窓が付いていますので、朝からまぶしいでしょう。朝日と共に起きる生活イメージでしょうか。
ベッド上側の本棚&収納。実際の利用シーンを考えると、かなり使いづらいスペースですが、こうでもしないと充分な収納が確保できませんからね。
結構気に入った手洗いカウンター。写真左側が浴室・右側がトイレとなります。デザインとしては気に入りましたが、実際にこんな家があったら冬はとても冷たくて寒いんじゃないかと思います。ホテルのように内廊下で、断熱が有利ならこのような内装もアリでしょうけど・・・
御影石の風呂。かっこいいなぁ・・・
先ほどの手洗いコーナーを出て、下側リビングを見下ろしたところ。
実際に私が、もし建坪が20坪程度しかとれない土地に設計から一戸建てを考えるのなら、多少無理をしてでも地下室を造ります。マンションではできない、ドラムなどの演奏やサブウーファーをドカンと鳴らせるホームシアターなどを作りたいからです。その分、上モノはローコストを基本に作るでしょうね。キッチンや壁面収納などは施主支給やDIYで結構なんとでもなりますから。フルスクラッチで考えると楽しいんだろうなぁ、と妄想した週末のひとときでした。
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