やっぱり、こうなってしまうんですね・・・
2020年のオリンピックが1年延期になった影響で、オリンピック選手村の施設を住宅として使う、HARUMI FLAG(晴海フラッグ)も引き渡しが一年延期となる、と契約者に順次連絡が行くようです。物件概要も竣工時期入居時期共に未定に差し替えられています。
晴海フラッグ営業から入居1年延期の連絡。
マジでクソだわ〜色々予定が狂うわ…
— WINNEY38 (@winney38) June 20, 2020
晴海フラッグの担当さんから連絡あり。手付金返却の期限は現時点で決まっていない、状況も2〜3ヶ月で変わるかもしれないとのこと。まぁオプションを手に入れたと思い年内は様子見。
しかし契約内容と実態が違うのに、「コロナを予見できず不可抗力」「選手村使用は断れない」と法的解釈の説明はなし。
— 下町パンダ (@tokyo302) June 21, 2020
なんか情報が錯綜していますね。数ヶ月前くらいに「手付金全返しで、キャンセルは受け付ける、倍返し等はしない。それか1年待ってもらう」という情報は聞いていましたが、一方では「工期的には元々余裕を持っていることもあり、1年延期ならなんとか間に合う」という情報もありました。このため、私はギリ工期間に合う説を一部で唱えていましたが、同時に開校する中央区の小中学校が1年延期となり、入居しても通うのが困難であるということで、延期になったっぽいですね、
(晴海フラッグのまちびらきと同時に開校する、小中学校の校舎イメージ。中央区より)
小学校やこども園への入園タイミングというのは結構シビアで、今回「もし、1年延期するなら白紙解約する」という声はいくつか聞きました。ただ、私ならどうする?と言われると「1年延期は悔しいし無念だけど、白紙解約したところで、他に良い物件がないのであれば1年待つしか無い」と答えますね。
上図は去年の7月に作成したものですが、円の数字は坪単価を表しています。このお値段を見ると、やはりHARUMI FLAGのコスパってかなり良いんですよ。正直ほかを当たっても、新築で同じような広さを求めようとすると相当郊外になってしまって、選択肢がない状態なんです。
テンションが下がっちゃって白紙解約される方は一定数以上出ると思いますけど、学校のタイミングなど問題ない方は、逆にチャンスが広まると考えても良いと思うんですよ。買ったらめちゃくちゃ儲かるという水準ではないのですが、新築は右も左も最高高値という中で相対的に割安であるというのは魅力的だと思うのです。ハード的にも相当高品質に作られていますしね。
先日、とあるインタビューを受けた時に「もし五輪中止になったら晴海フラッグの価値は落ちますか?」と聞かれましたが、「元々、選手村で使うはずだったものを全く使わない、まっさらな新品ということになるので、五輪レガシーにはならなくても、大きくアンダーバリューとなることはない、まぁ行って来いくらいではないでしょうか」と答えました。結局、選手村周辺の緑道が完成しつつありますけど、五輪があろうとなかろうともうこの施設は完成しつつあるんですよね。それをわかっていない人が多すぎるといいますか。
この記事へのコメントはありません。