住友不動産のニュースリリースにて、有明ガーデンのオープン日は2020年4月24日であることが判明しました。また、オープニングの構成店舗も明らかになりました。どのような店舗が入るのかは以下のニュースリリースからご覧ください。
東京湾岸・有明エリアの200店超を誇る大型商業施設
「住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン」開業日決定
都内最大の開発面積を誇る大規模複合開発「有明ガーデン」中核施設として誕生
http://www.sumitomo-rd.co.jp/lp/ariake/info/ariake-garden02.pdf
このうち、中核をなす【住友不動産 ショッピングシティ 有明ガーデン】は、構成店舗から「子育て世代」へ完全に寄ったコンセプトになりましたね。実は、有明だけでなく湾岸全体を見ても急激に建物が増えて人口が膨れたのはこの10年です。新築マンションは入居2年~3年くらい経つと一斉に子供が生まれ始めます。ですので有明だけでなく、豊洲・晴海・東雲には就学前~小学生までの子育て世代が数多くいて、この世代に照準を合わせたショッピングモールは、ららぽーと豊洲もしくはアクアシティに限られていました。
ららぽーと豊洲が、エリア内の買い物客を集めるファーストSCだとすれば、
有明ガーデンは、子育て世代のニーズをがっつり取り込んだ、セカンドSC(そして有明の人たちにとってはファーストSC)であれば良い
と考えたのだと思います。そのため、4階に特に就学前向けの店舗で固めています。また、1階には江東区の家庭支援センター「みずべ」も入居しますし、芝ゾーンと森ゾーンがある「有明ガーデンパーク」も用意されます。一点お台場や豊洲といった強すぎるライバル達に勝てるとしたらここだったのだと思います。その割に、小学校高学年対象の塾を入れてません。SAPIXか日能研あたりをなぜ入れなかったのか…数年後子どもが育ったら入れ替えを考えているのかもしれませんが。幼児教室を多く入れると預けている間とその前後にショッピングセンターに親が滞留してくれますものね。
一方で、大人向け・MICEの長期滞在者向けという当初のコンセプトは放棄されました。でも、これで良かったのだと思います。もしハイブランドを数多く誘致したとしても、結局六本木や表参道に買いに行くでしょう。また当初予定だったと聞いている世界のカーディーラーが並んでも、普段使いできないショッピングセンターになってしまいました。近隣住民のニーズ含めて落ち着くところに落ち着いたのではと。
また、都内最大級の無印良品ストアが入居することになりました。「住まう」すべてを提案するストアでカフェも併設。銀座の基幹店くらい大きいといいですね。建物外側に「つながる市」と継続的に開催し、有明地域住民向けのワークショップなども開かれる予定です。当初ここはスモールワールズが入る予定だったと思われますが、使う人にとってはこちらの方が良いのではないかと。
また、ショッピングセンターの1階にはバスターミナルが用意されています。「路線バスや、羽田、成田行きリムジンバス、観光バスなど、方々へ往来するバスのバスターミナルを設けます。当施設への来場も、多方面へのお出かけにも活用できます。」と書かれていますので、ここから羽田・成田へ出発できることになりました。併設のホテル「ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明」は、東京ディズニーリゾートにバスを出すでしょうし、発着場所はこのバスターミナルでしょうから、ホテル利用者以外の人も乗れるようになるといいですね。
ということで、いざ蓋を開けてみると、開業が非常に楽しみになってきました!外観もきちんと作りこまれていて、住友不動産の気合を感じました。この後ららぽーと豊洲を見ると、いかにも倉庫然としているというか、仮設っぽさがわかりました。重要なのは中身なのでどうでもいいかもしれませんが、かっこいいSCであることは間違いありません。
ダイバーシティ東京以来の大型SC開業です。最近、人口が増え過ぎたのかららぽーとの混雑ぶりは半端なく、土日に訪問するとストレスを感じることもありました。エリア内で程よく回遊・分散してくれるといいですね!
住友不動産としては、実際に出来上がったショッピングセンターをテコにしてシティタワーズ東京ベイの販売にも繋げたいところです。「駅近・SC直結に外れなし」という最近のトレンドからズレない仕上がりであることを期待します。
私tもとても楽しみです!
特に日本初上陸の”CocoーMat”は 本当に待っていたブランドです。
Coco-Matファンがきっとうなぎ上りに増えること間違いなしですね!
早くこのベッドで寝てみたいです!