湾岸ニュース

東京ベイエリアビジョン 官民連携チームからの最終提案書を読む

10日近くブログのお休みをいただきました。この間、クソ物件オブザイヤーへの仕込みが忙しかった・・・のではなくて、仕事と体調のバランスがとれていませんでした。

さて、若干古い情報になってしまいましたが、東京都が2020年に策定する「東京ベイエリアビジョン」への提案として、官民連携チームが意欲的な提案資料を作っています。大学教授、建築家・メディアアーティスト()、都庁若手職員だけでなく、三井・三菱・住友・森ビルからも参加して、本気で資料作ってきました。マスコミ報道では、「IR推進」と「臨海地下鉄」くらいしか取り上げられていませんけど、それ以外でも攻めていて、読んでいて楽しい資料です。

私も総論賛成で各論もほぼ賛成ですね。すべてこの未来創造域のデザインが取り込まれて、東京都の政策として本気で進めてくれたら、25年後の湾岸はどエライ地域になりますよ。

本エントリの画像出典:「東京ベイエリアビジョン」(仮称)の検討に係る官民連携チームの提案 最終提案書より

要するに東京のベイエリアを投資を呼び込んで、成長をけん引するエリアに!ということなんですよね。そのために、場所とコンテンツと仕組みが必要。拡張するところは、(公園と)海だ!というのも、私が晴海フラッグで述べた結論と一緒です。我々は、海をもっと自由に使うべきなんですよ。

HARUMI FLAGの駅遠・オフィス無し・商店街無しの大きすぎるハンデを克服するものとは

レインボーブリッジから浜離宮~晴海フラッグ~豊洲市場~有明までを内海リングとして活用せよ!とかまさにその通り!です。海に近い暮らしは気持ちの良さもありますけど、直線で移動できるメリットも活かすべきだと思います。

街の構造を水辺中心へと転換、水上レストラン、水上コテージカフェやミュージアムを水辺に近い場所に、、、と書いてますね。移動の手段が困りますけど、自動運転や船運でなんとかなるんでしょうか。

ちょっと気になるのは、上の図面って1990年代の臨海副都心計画資料でも同じような図面が出てきます。令和になってもさほど変わんねーな感はあるんですよね。このときと違って、官主導ではなくて民間のアイデアを使うために場所を積極的に提供する、と徹してほしいのですが。

(臨海副都心計画より)

提案資料は海だけでなく、公園も遠慮なく使え、といってますね。臨海副都心は「広すぎる公園」を持て余しているとのこと。これも賛成。

もっと使われるようにするには、利用のハードルを緩和して、オープンカフェを並べるなど、パブリックスペースのマネジメントが必要ですよ、と。また音が出るイベントも港湾エリアを使えばできるでしょう、って書いてますね~。図でいうとこれはお台場のあたりだと思うのですが。こんなのわかりきってるんだから、20年前からやってくれよ、と思いますけど。

モビリティの充実も入ってます。

湾岸の人には、ほぼ既出だと思うんですが、品川エリアとベイエリアをロープウェイで結ぶなど、楽しさと輸送を実現、とか。

BRTも、東京と臨海部だけでなく、天王洲アイル・羽田空港などのアクセスを強化と書かれています。もし、臨海部を東京の創造性を生み出すエリアにしたいのなら、もっと都心や空港から人を呼ばなきゃいけない。現状に満足してはいけないんです。あと、目指すべき姿には羽田アクセスと都心部臨海地域地下鉄と地下鉄8号線、品川地下鉄構想が乗っています。この辺は載っているだけで、実際に実現するかはまだ未知数ですが。

2040年くらいになると完全自動運転車が出てきていると思うんですが、大量輸送にはならないですから、やっぱり鉄道は必要なんでしょうね。

あと、IRの推進(笑)。東京都自らが言い出せないなら、我々から提案してあげるわ!みたいな流れになってますけど。青海に作る、この案を見るとヴィーナスフォートと青海J区画、それに現在はお台場埠頭や倉庫として使われている一角全部になるんだけど、これいけるのかな。いけたら素敵ですね(船の科学館は・・・?)。

こんな感じで11まであるのですが、夢のある提案ですので、お時間あるときにぜひ。
できれば、小池さんの政治的野望と合わせて全部そのまま通していただきたい!

2040年代までの計画としてはこのようなロードマップのようです。これから日本の先って暗いってよく言われますけど、一つや二つ、明るい地域があってもいいじゃないですか。その明るく眩しく輝くエリアのひとつに東京臨海部がなってくれたらな、そう思うわけです。

先日の田端さんとの話もそうですけど、人生なるべくルッキングフォワードで生きたいし、それなら将来が明るくてチャレンジしている場所に住みたいですよね。あんまりマンションと関係ない話ですいませんでした。

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