東京都が豊洲新市場・千客万来施設事業の事業予定者と概要を発表しました。事業者は「万葉倶楽部株式会社」で、日帰りおよび宿泊温泉施設チェーン事業を主力にする会社です。奇しくも、没になった、すしざんまいの温浴施設が受け継がれた形となりました。
手前の江戸の街並みを模したオープンモールが平成30年8月先行開業し、後ろ側の地上10階・地下2階のホテル+24時間温泉がその1年後となります。これは、千客万来施設のオープンをとにかく急いだからです。
イメージパースを見るとなんとなく日光江戸村っぽいですね。以前の計画と比べるとより観光客向け、特に外国人向け施設のイメージが強くなりました。お台場&浦安の大江戸温泉と真っ向勝負ですね、これ。
ただ、この商業施設、約4900平米の面積なのに店舗数は170~280店舗想定と書かれています。仮に200店舗で計算すれば、1店舗の平均面積は24.5平米。かなり省スペースのお土産屋や物販が大量に並ぶイメージとなります。一番近いイメージとしては現在の築地場外市場を綺麗にして江戸のお化粧をした感じになるでしょう。この辺は本気で追求したら良い物になるかもしれません。
東京都が求めた「キッチンスタジオ・道具市などの食の情報発信」機能は、温泉ホテルゾーンとなりました。ゆりかもめ市場前駅とは2階のペデストリアンデッキで連結される予定です。
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