湾岸ニュース

墨田川流域河川整備計画原案が公表される

東京に限らず、日本の河川行政というのは治水視点が最重要視でした。これは川が氾濫したり、高潮が来たり、津波が発生して川から溢れ出すと流域に大変な被害を与えるからです。東京都はご承知の通り明治から高度成長期にかけて、地下水のくみ上げにより地盤沈下が発生し、干潮以下の地盤面しかない地域もあるからです。

sumidagawa01

被害の拡大を防ぐためには、コンクリートで守られた高い堤防しかありません。しかし暮らしを守るための堤防は、いつしか川のある暮らしから川を意識から遠ざけるとともに、地域の断絶を産みました。同時に、陸送に比べて圧倒的に燃料効率の良い水運の衰退も避けられませんでした。これには水質悪化も関係しています。

sumidagawa02

今回、東京都建設局が発表した整備計画原案では、水質が改善され、スーパー堤防などの建設により安全に水辺に近づける整備が進んでいるとの認識のもとに、一歩前に進めて、生き物の生息に配慮した整備や、水上バスや屋形船の運行、レガッタ大会、オープンカフェへの活用などの利用を更に促進することとなっています。

具体的には「にぎわい誘導エリア」を設定して、ここに川と街の結びつきを強化する結節点としています。

sumidagawa03

湾岸エリア近辺ではそのポイントは築地と佃・越中島となります。特に築地は1年後に迫った豊洲市場移転が控えていますから、この河川計画の変更は重要なポイントとなりそうです。築地を起点にした浅草・秋葉原・晴海・羽田空港などの水上バスなども考えられるからです。

また、豊洲の東電掘(BAYZと昭和大学豊洲病院の間)のあたりで、水辺カフェや水陸両用バスの運行などの誘致を江東区が進めているときいたこともあり、河川のにぎわい・交通利用の両側面からの活用は、湾岸生活者にとっても将来期待できそうなポイントです。

 

あなたの不動産売却に、ひと肌脱ぎます。
↓↓湾岸エリアでのマンション売却をお考えの方はこちらから!↓↓

↓↓お仕事や取材の依頼はこちら↓↓
(所属先の株式会社新都市生活研究所のWebサイトへ飛びます)

関連記事

  1. 東京オリンピック2020

    「聞かせて!あなたのオリンピック・パラリンピック」が開かれるらしい

    江東区内の4か所(北砂・越中島・亀戸・有明)で区が主催の「聞かせて!あ…

  2. 湾岸ニュース

    万葉倶楽部が自社Webページにて豊洲市場隣「千客万来施設」の概要を発表

    キタ━━━(゚∀゚)━━━!!いや、驚きました。小池都知事が豊洲市…

  3. 不動産業界を外から見た

    分譲マンションの民泊問題はほぼ終止符?これからは管理組合のヤミ民泊対策が重要かも

    昨日「住宅宿泊事業関連法案」が自民党の政策調査会を通過したと私宛にメー…

  4. 湾岸ニュース

    湾岸タワーマンションにおける民泊解禁について、ついに落としどころが出る

    規制改革会議が5月19日に出した第4次答申が発表されました。htt…

  5. 湾岸ニュース

    佃二丁目 再開発の青写真イメージ

    佃二丁目の一部で再開発準備組合の発足に向けた動きが加速しているようです…

  6. 東京オリンピック2020

    晴海選手村開発(晴海五丁目西地区)の計画概要が明らかになる

    6月29日にアートはるみで行われた晴海地区まちづくり協議会資料の一部を…

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

のらえもんにお仕事や取材を依頼する!

お知らせ

過去の記事(ランダム)

カテゴリー

  1. ブリリアマーレ有明

    【成約済】BrilliaMare有明 TOWER&GARDEN 2LDK+N/7…
PAGE TOP