前回は、センチュリーパークタワーの共用施設と成約事例を紹介いたしました。
その2エントリで掲載した成約散布図ですが、かなり坪単価の上下がありましたので、階数別でも散布図を取ってみましょう。
センチュリーパークタワー階数別成約事例散布図(H23.1.1-H27.12.31)
このように、階数別に取ると、このマンションは階数と成約価格に明らかな相関関係があることがわかります。低層階ですと、坪300万以下の成約もちらほらみえます。
一応、賃貸の相場も見てみましょう。時期や面積によってかなり開きがあります。
どちらかというと、時期よりも賃料総額で決まっている感じですね。この表だけでは管理費込みかもわかりませんし。
50平米台:20万円未満、60平米台:24万円まで、70・80平米:25~30万円くらいとなります。平米1.1~1.2万円くらいが相場なので実は豊洲のタワマンとほぼ変わりません。
感想など
↑タワーの足元には公園とレストラン「上海ダイニング」があります。
中央区エスタブリッシュメント層、またこれからエスタブリッシュメント層にならんとする方々が選択するタワーマンションです。正直築16年ですし住宅設備は今の水準から見るとふた周りくらい古く、住民の方々を見ても江東区の築浅湾岸タワーマンションではあまり見かけない、高齢の方を良くお見かけするのも事実です。
しかし、センチュリーパークタワーはそうしたものすべてをひっくるめて、風格とか品格を感じるマンションです。マンションポエム的なものではなく、住民の方々が作り出す雰囲気なのでしょう。実際に内見した際にも、他のマンションとは違い緊張感がありました。既に始まっている大規模修繕が終了し、内廊下カーペットなどが交換されると、古さもなくなってくるでしょう。幸いなことに、賃料はそこまで高くはないので”あえて”センチュリーパークタワーを賃貸で住むという選択もありかと考えます。
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