先日、第1期1次の抽選販売が終了してしまった、プレミスト有明ガーデンズ。読者様より価格表が送られてきていたのを、忘れていました。ちょっと遅いかもしれませんがシェアさせていただきます。
こちらの価格表は古いです。詳しくはこちらをご覧ください
プレミスト有明ガーデンズ 西棟 第1期1次価格表
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プレミスト有明ガーデンズ 東棟 第1期1次価格表
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第1期1次の売出し100戸平均坪単価は304.5万円でした。最初の335万円に比べれば落ち着くところに落ち着いたのかな。。。きちんと図面で検討していないのでなんともいえませんが、このマンションは眺望のある無し(というより抜け感)が階数・場所によってかなり激しく、その中でもレインボーブリッジが見える西棟15階のプライスは納得感があります。また、西棟の価格表の右下側、カンダコーポレーションの倉庫が被るところについても、今の相場感の中ではかなり割安感を感じるプライスタグとなりました。
逆に東棟は上下で眺望がさほど変わらないので、西棟ほど極端に差はつけられていません。ご興味のある方は、隣地とどのように被るのか、チェックされたら良いかと考えます。
さて、第1期1次は100戸の売出しとなりましたが、申し込みが入ったのは42戸、残りの58戸は先着順販売に回ったと聞いてます。
※2018年11月16日現在、公式サイトの物件概要を確認すると「57戸」になってました。
どの住戸に申し込みが入って、どの住戸が先着順販売なのかは私の手元に情報がないので、モデルルームにてご確認ください。
有明であえて板状マンションで勝負した勇気は大いに称えられるものですし、単なる板状とは違って、デザイン面での工夫や半戸ずらしなどのアイデアも、単独で見れば魅力的な物件です。しかし、最初に提示していた価格だと、中層階以上は商業施設一体開発でりんかい線駅近の最大のライバル・シティタワーズ東京ベイと完全に被るどころか、上回っていたのは、販売側の戦略ミスかと考えます。2LDKに坪単価を寄せているため、当初より500万〜700万円値下げしたいまの価格でもこちらのほうが高いです。
私は本物件を新築プレミアム込みで全戸平均坪298万円とそろばん弾いてましたので、販売価格はだいぶその線に近づきました。HARUMI FLAGが駅から遠いこと、そして入居が2023年であることを除けば、想定検討者層は本物件とかなり被るはずですから、プロジェクト発表前までに第1期販売を始めたかったのだと思います。その意味でも最初のスタートダッシュをするべき時期で時間をかけてしまった販売戦略が失敗したかな、と。
東京オリンピックが始まるまであと600日。また1段とこの地域に注目が集まったときがこのマンションの勝負時でしょう。
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