東雲1丁目のオーバル型新築マンション、プラウドシティ東雲キャナルマークスの公式Webページがオープンされました。最寄り駅が豊洲だけに、豊洲物件を名乗ることも可能でしたが、東雲の良さもあるということで、物件名は東雲を採用してますね。
“CANAL ZERO”はこの物件の形状を表してます。
本物件の特徴については、過去のエントリでも紹介していますのでこちらをご参照ください。
タワーを立てようと思えば建てられたはずですが、あえて15階建のマンションにしたあたりも興味があります。円形のマンションは極めて珍しく、東京湾岸地区ではもちろん初となります。まぁお隣にはギラギラした大型パチンコ店もあるので、内側の箱庭に視線を集めたいですよね。
公開空地に庭を作る大規模マンションが多い中、こちらはあえて円形の中に4000平米の中庭を配置。地続きの一階に共用施設も配置します。
本物件は徒歩ルートで豊洲徒歩10分。ですが、橋のアップダウンがあるのでもう少しかかるかもしれません。
物件コンセプトは「湾岸都心から、豊かさを変える。」あれ、この湾岸都心というキャッチフレーズは、”都心湾岸丸”先生のインスパイアでしょうかね。私の考えでは湾岸、特に江東区の東湾岸エリアは決して都心ではなく、都心からほどちかい大規模居住エリアだと思ってました。しかし、豊洲駅に大型オフィスビルが立ち、駅そばには上層階にホテルを持つ巨大なビルも建設中です。ららぽーとやビバホームだけでない、職場としての豊洲も立ち上がりつつあるいま、”都心”と表現しても差し支えないと判断されたということでしょう。
本物件はサイフォン原理を利用したパイプスペースの戸外出しと、IoTによるスマホで住戸操作を可能にした先進的なマンションとなりそうです。ミクスドユース・サードプレイスなど近年のバズワードも入ってます。この辺りは野村さんがどのように仕上げて来られるか、非常に楽しみですね。
もちろん訪問予定。モデルルームのオープンが楽しみです。私の全戸平均坪単価予想は平米100万円にはわずかに届かない、坪320万円前後。自分で言っといてこういうのもなんですが、もしこの価格ですと、目の前東雲キャナルコート内の中古タワーに比べてどうでしょうかね。東雲どころか豊洲の駅から近いタワーマンションですら普通に買える価格ですし、新築でも免震かつ中央区のパークタワー晴海も買えてしまう値段になってしまいます。
維持費については板状ですし、エネファームによって安く済むでしょうけど。
http://www7.kankyo.metro.tokyo.jp/building/detail/170265_011.html
環境報告書のデータによれば、階高は2.97mみたいですね。下がり天井もきつそうです(1.98m)。
太陽光パネルも5.4kWですし、断熱材の厚みは20mmという長谷工最低ランクですし
躯体にはあまりコストかけていない感じでしょうか?
ISTEC跡地は東ガスが所有していたので、エネファーム採用はその絡みかと思います(SKYZBAYZがオール電化なのと同じ理由)