東急不動産が豊洲5丁目に開発する1153戸の巨大タワーマンションの住民説明会が行われました。そちらの説明会に参加してきたので配布された資料とともに振り返ります。
こちらが配置図。プロムナード含めて緑地率かなりすごいですね。隣の公園や南側の豊洲西小と含めてこの界隈から豊洲6丁目まで、ゆったりとした配棟と緑地というコンセプトが一貫されています。こちらの1Fの断面図によれば車と歩行者は分離されて、歩いて入る人は1Fのエントランスホールに、車で入ると地下一階へ。という導線となりそうです。タクシーの車寄せも地下にあるので高級感出そう。
豊洲地区1−1街区開発計画の概要:
建築主:東急不動産・NIPPO・大成有楽不動産
施工者:未定(!!!)
敷地面積:24,276.31平米
住宅等の概要:
戸数:1,153戸
規模:地上48階 地下1階 塔屋2階
高さ:176.80m(最高高さ180.50m)
予定工期:2018年9月1日〜2022年3月31日
こちらが全体断面図。この図でわかるとおり、3Fと4Fの間に免震階がつけられています。つまりこのマンションは全体として免震ではなく、コンクリートの箱としてつくった駐車場の上に免震装置で絶縁された住宅が乗っかるという構造になります。
また、通常これくらいの大規模だと、真ん中のボイド部分にタワーパーキングを入れる事例が多いのですが、このマンションはあえてそれをせずに吹き抜けの部分を巨大なエントランスホールとしました。断面図では10m?くらいの天井高がありますから作りによってはかなり豪華に見えるでしょうね。
地下1F〜3Fに機械式駐車場と駐輪場、バイク置き場が収まります。
こちらが4Fより上、住宅部分の断面図です。特に4Fと5F〜45Fの図面をアップしますと。
メールコーナーは4Fにあることから、1Fのエントランスから4基のエレベーターで一旦4Fへ。上階吹き抜けのエントランスホールを通って各住戸階に行くエレベーターに乗り直すという構造となります。上階部分にホテルがあるオフィスビルっぽいですよね。住民説明会でのこの部分についての質問は出たのですが「シミュレーションの結果大丈夫です」とのこと。一応1Fから上には非常用エレベーター2基なら行けるっぽいですけど。
共用室が4Fに6室あります。広さから宿泊x3にキッチンx1、スタディースペースx1、カフェx1と予想します。また平面図では4F以外にラウンジなどはなさそうですが、高層階に一応検討されているそうです。
こちらが5F〜45F、全部同じ間取りなのかはまだ住民説明会段階ですからわかりませんが、内廊下でかなり大きめの各階防災倉庫を持ち、ごみ置き場も各階にありそうです。しかし、北東北西側はかなり刻むなぁ。。。
こちらは各向きの平面図です。方向によって若干表情が違う構造になっています。これを見ると4基のエントランスエレベーターはガラス張りなのかな?
最後にスーパーマッケットが入る予定の店舗図面。1Fのみの平屋建てでした。天井に傾斜がかけられていてなかなかオシャレです。
販売開始は来年、2019年の夏頃とのことでした。今から楽しみですね!
この記事へのコメントはありません。